ポケモンタイピングで覚えるキーボード入力

これは、こどもとプログラミング Advent Calendar 2018 - Adventar 4日目 の記事です。

我が家の子供とプログラミングのお話 - 家庭内インフラ管理者の独り言(はなずきんの日記っぽいの)な2日目の記事でも書いていましたが、どうにも我が家のお子様たちはローマ字を習う時期に学校を休まざるを得なくなってしまったりするようで、授業の中でのアルファベット学習がかなり困難を極めるようです。

長男がドリトルでローマ字への苦手意識を克服したという話は以前に書いていましたので割愛して、今回は次男がローマ字入力に興味を持つに至ったツールを紹介することにします。

え?タイピングとプログラミングって関係あるの?って思った皆さん。
めっちゃ関係あると思いますよ。

タッチタイピングができなかった私の話

子供の話をする前に、自分の体験談を一つ。

私とキーボードとの出会いは小学校4年だったか、兄が購入したPCでサラダの国のトマト姫を遊んだ時のこと。

物語を進めていくためには、コマンドを入力しないといけないのだが、動詞や名詞といった英単語を理解できない年代であった上に、キーボードなんて言うものを見たのは初めての体験で、どこにどのキーが配置されているかわからない。

最初こそ、ゲームだ!と喜んだものの、結局、ドはまりすることはできなかった。

ベーシックマガジンの中に書かれたプログラムをそのまま打ち込んでカセットテープに保存して、友達と交換していた時代もありました。
が、結局、丸コピの打つだけの苦行を打破することはできませんでした。

中学に入って、我が家にワープロ書院がやってきたときは「日本語かな入力」に出会い、ローマ字を覚える必要がない幸せ感に涙したものですが、大学に入って英語が書かれたキーボード配列を覚えることもできず、電子計算機基礎演習の単位を落としたのは今でも忘れることができません。

実際に、プログラミングを行う授業で、キーボードに忌避感を持ってしまって、プログラミング云々を考える以前の問題だったんだろうなと今なら思うことができるのですが、その当時は、プログラミングなんて大っ嫌いでしたからね。


ちなみに、いまだに、以下のキーを打つ場合には左手の範囲は赤で囲った部分のみです。

おはようございます、今日はいい天気ですね

これでも随分、左手の範囲が広がったのですが、これ以上は限界です。
ホームポジションの練習をすればいいじゃない?って言われそうですが、今更、そんな肩こりそうなことできるほど若くなさそうです。


単に気力がないだけの話とも言います。

アルファベットとローマ字を覚えながらタッチタイピングしよう

先日のOWASP KANSAIでもお子さんがコレでタイピングを覚えた!という方と数名お会いしたので、中古でしたがこちらを購入して次男に与えてみました。


バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS

次男の感想はこちら。

このキーボードは俺の?俺だけの?

どうも、私が仕事でPCを操作することが多く、次男を除く家族全員がPC1台ずつ持っていることが羨ましかったようなんですよ。

保存状態が良かった中古品のため、マニュアル(裏面にポケモンのローマ字表あり)を真剣に眺めながら、一文字ずつ根気よくタイピングを覚えていきそうな雰囲気です。

まだ、買い与えて数日ではありますが、ポケモンタイピングのソフトと連動させていない状態でも、キーボードをもって一生懸命アルファベットを打つ姿を見ていると、遊びを通してやる気になりアルファベットやローマ字を覚える日も早そうです。

任天堂さんへのお願い

我が家にはたぶん、サンタさんがクリスマスにSwitchを仲良し兄弟のために持ってきてくれそうなのですが、ポケモンタイピングのSwitch版リリースされないですかね?

大画面で、家族で競いながらタイピング練習なんてとっても素敵だと思うんですよ。

まずは、キーボード入力への嫌悪感を抱かせないことで、実際にビジュアルプログラミング以外のプログラミングと出会ったときに、少しでも引っ掛かりを無くすことができるのではないかと思います。


これから、まだまだ次男はいろいろな事柄に出会っていくかとは思いますが、プログラミングもその中の一つとして、忌避感なく過ごしてもらえたらなとおかーちゃんは思うのでした。