子供を取巻く環境のはなしとか

この記事は、子供とネット×平成の振り返り1日目の記事です。

平成の振り返りって、めっちゃ大仰なくくりなんですけどね。

 

子供とネットを考える会を始めるきっかけとなったのは、現在、大学生になった長男が生を受けて、彼を取り巻く環境がより良きものになるといいなと常々思っていたにもかかわらず、しっかりとした活動ってできてないよねと重い腰をあげたのが2013年。

 

彼が生まれた2001年は20世紀から21世紀に代わる節目で、その当時のネット接続環境はWindowsXPISDNを利用していて、ADSL超早い!うらやまーってなってた時代です。

 

今、いろいろあって、所謂、情報モラルな講演と言われる人権教育とネットの使い方のコラボ的な話を色々な場所でさせていただいているのですが、そこで利用しているスライドを1枚抜き出してみました。

 

 

ちなみに、このスライド、子供に見せるものではなくて、PTAとか先生とか大人を対象に話をする際に必ず入れているもので、私たち大人と子供たち世代の差異を感じてもらうにはちょうどペライチで説明しやすいんですよ。

 

さて、このスライド見ても、どこにもADSLとかないですよね。

もっとも、今更、ISDNADSLだなんて入れたところでナニソレですよ。

 

みんなネットに接続できていることが普通で、多くの人は回線速度なんてほぼ意識していない時代だからかもしれないですよね。

 

月末の低速縛りな話ですら、ギガホなんかが出てきて、今や過去の話になるかもしれないという感じで、接続方法だけ考えても平成を振り返れば、おうふとなってしまいそうです。

 

我が家では、現在、IIJmioのファミリーシェアプランを利用しているのですが、月の残りパケットが7GB切った段階で、長男の速度は低速に変更にしています。

 

 

なんてことを講演等で話をすると、「それって、子供に文句言われませんか?」とか聞かれるんですけどね。

言われませんが、何か?と思うわけですよ。

なぜ、低速にするのか。それは、かーちゃんが仕事に利用しているからです。かーちゃんの仕事に使う環境が最優先だからです。

というような話を、ずっとしているんです。

 

接続速度一つでも、子供と対話をするきっかけって生まれるんですよ。

 

でも、スライドには書いてないんです。

だって、それって、我が家の事情ですから。

 

子供を取巻く環境を例として、会話のきっかけという話をしましたが、時代が平成から令和に移り変わっても、結局のところ、対話をして納得してもらうってことがこれからも大事なことなんじゃないかな。

 

なんて綺麗にまとめて1日目は終了。

 

2日目の記事は、 id:ohesotori です。