そのルート知らなかったYO!と気付けなかった学生時代の話

この記事は、子供とネット×平成の振り返り11日目の記事です。

10日目は、↓でした。

misakiworld.hatenablog.jp

 

ブログでもSNSでも母校、母校と連呼し公言している大阪電気通信大学ですが、私が合格した頃はまだSNSだけでなくインターネットがまだ一般的に普及していない時代の話でした。

 

合格した当初、京都の端っこに住んでいた私は、高校を卒業するまで京都から出たことが無い程度に交通に詳しくなく、国道1号線といえば五条通だけだと思うほどに他府県のこともさっぱり理解していませんでした。

 

そんな私が大阪の大学に通うとなって、頭を抱えたのは通学経路です。

 

今でこそ、そんなのジョルダンやヤフー経路検索、もしくは、「OK、Google ここから大阪電気通信大学までの路線を教えて」なんていえばサクッと交通経路を導き出してくれるのですが、当時はもちろん、そんな便利な世界はありませんでした。

 

そんなこんなで↑の路線図風な画像を書いたのですが、大学合格時に1回生は四條畷学舎と知り(受験時に調べておけやというツッコミは無しの方向で)、こんなルートを選択することにしました。

 

片道2.5~3時間

自宅→チャリ→JR山科→JR大阪→JR京橋→JR四條畷→バス→大学

 

実際に、入学前に通ってみて、思ったのは「これ、わい通えるのか?」。

 

大学について途方にくれていた私を救ってくれたのは当時の大阪電気通信大学の守衛さんでした。

 

「京阪大和田からバスが出ているよ」

 

片道2.25~2.5時間

自宅→チャリ→京阪山科京阪三条→京阪大和田→バス→大学

 

「コレなら通える!」

1回生の1年間2時間以上のルートを通えば、あとは本学寝屋川は2時間以内なので楽勝!と4回生の途中まで以下のルートを利用したのです。

 

自宅→チャリ→京阪山科京阪三条→京阪寝屋川→徒歩→大学

 

卒業を半年ほど後に控えた4回生のある日。

宇治に住んでいた同期から「もしかして、六地蔵経由のほうが早いんじゃね?」の一言。

 

わい、その一言、1回生の頃に知りたかったです。

 

片道1.25~1.5時間

自宅→チャリ→京阪六地蔵→京阪中書島→京阪寝屋川→徒歩→大学

これが4回生途中からの私の通学経路。

 

もし、もしですよ、1回生の頃に六地蔵ルートを選択していたら...往復確実に1-1.5時間は時間的余裕があったわけです。

 

片道2時間(利用することがなかった夢のルート)

自宅→チャリ→京阪六地蔵→京阪中書島→京阪大和田→バス→大学

 

ざっくり大学に通う日数が200日として。

200日×3.5年×1時間=約29日

 

くっそ勿体無い!

 

で、何がいいたいのかというと、Windows95が世に送り出され、インターネットという道具が私たちの身近に存在し、路線検索やオンラインマップという地理に詳しくなくても方向音痴であったとしても移動に困らないツールが世の中に存在する世界って素敵!

 

ということ。

 

昨年末、長男が大学に合格した際に、一緒に路線検索サービスを使って、あーでもないこーでもないと通学経路を一緒に模索したことを思い出しながら、インターネットは親子の会話にとても貢献しているんじゃね?

と感じる今日この頃。

 

インターネットといい付き合いかたをしていきたいですね。