「キャンパス・アサヒコム」に仕掛けられたウイルスは「MS02-015」を悪用(Internet Watch)

感染する恐れがあったのは、「CHM_DROPPER.CP」「TROJ_DROPPER.PC」「BKDR_PCCLIENT.BV」という3つ。トレンドマイクロによると、CHM_DROPPER.CPはCHM形式(コンパイル済みHTMLヘルプファイル)の不正プログラムだ。このCHMファイルが開かれると、MS02-015の「Objectタグの処理に関係する脆弱性」を突き、「fucksnow.exe」というファイルをダウンロードして実行する。トレンドマイクロでは、fucksnow.exeをTROJ_DROPPER.PCとして検知する。

件のサイトを閲覧した可能性のある方は、とりあえずは、「CHM_DROPPER.CP」、「TROJ_DROPPER.PC」、「BKDR_PCCLIENT.BV」専用駆除ツール(Trendmicro)で端末を走査してみましょう。
また、利用された脆弱性を塞がないと根本的な解決にならないので、まずはMicrosoft Updateを行いましょう。
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