日常生活で起こる可能性のあるスマホ・ネットトラブル

色々な学校で子供たちにスマホ・ネットトラブルの話をする際に、「ネットの向こう側に危ない人がいるかもしれない」だとか「自分が原因で炎上するかもしれない」とか言ったところで想像力って働かないだろうなぁと思うことが往々にしてあります。

 

いきなり、やってきた誰だかわかんない講師が「アブナイ、キケン、キヲツケヨウ」なんて声高々に伝えても「自分関係ないしー」「そこまでアホなことはしないしー」と思われると、結局のところ伝えたいことの何割が伝わってるのか甚だ疑問になります。

 

ここ最近、心掛けていることとして「より身近に感じ」「我がコトとして受け止めてもらう」ということがあります。

 

そこで、表題通り「日常生活で起こる可能性のあるスマホ・ネットトラブル」ということをスライドに纏めて大学生長男に見せたところ、腹を抱えてまではいかないけど、苦笑いしながら「あるわー」と言ってもらったので、そのスライド1枚を公開しておきます。

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布団の中でのスマホ操作

スライド内に書いたものと重複するものもありますが、

【起こり得る問題】
・誤操作(意図しない操作、判断低下)
 いいね、リツイート、フレンド申請
 実行、保存、削除
 意図しないインストール、アンインストール
 課金
 着拒
・誤投稿、誤送信
 彼女/彼氏に送ったつもりが家族に送信等
・身体問題
 怪我、視力低下、睡眠障害
・物理破損
 充電ケーブル巻き込んで寝がえりコネクタ破損
 寝ぼけて液晶踏み抜き

その他にも
・寝落ちロック無しで家族に見られる
ボイスチャット(discode等)で通話中に家族にリアル名を呼ばれる
・音楽聞きながら寝てケーブル抜けでバッテリー切れ
スマホ発熱による低温やけど

などなど、様々な事柄が起こる可能性があります。

 

と、ただの「布団の中でスマホ操作」という日常の一コマが、気づけばとんでもないことに発展してしまう入口につながるわけです。

 

特に、布団の中という状況は眠りの空間ですから眠気で判断力が低下しているということから、ついうっかりトンデモなことを投稿してしまって、朝になって冷や汗をかくなんてシチュエーションも想像しやすいのではないでしょうか。

 

これは、子供たちだけに限ったことではありませんので、ぜひ、日常の一コマを思い浮かべて、そこに「スマホ・ネット」をあわせた時にどのような出来事が起こる可能性があるのか?を考えてみてはいかがでしょうか。