いまさら、転生しまくりなストーリーが多いと気が付いてももう遅い件~転生したっていいじゃない #safewebkids #AdventCalendar2021

この投稿は遅くなりましたが、子供とネットを考える Advent Calendar 2021 - Adventar の2日目の投稿です。

今回のテーマは「子供から学ぶ」です。

実際に、子育ての中からや学校でお話をさせていただいた際に、話を聞いてくれた子供たちから学んだことや気づいたことを書いていこうと思います。

とっても遅れまくりの2日目の記事は、「アニメやネット小説」について。

いまさら、転生しまくりなストーリーが多いと気が付いてももう遅い件~転生したっていいじゃない

我が家の子供の愛読書をTwitterで本人同意の上に晒上げてみたのですが、見事に転生しまくりなものが多い。


医療系チートの転生者が、異世界の技術と現世の技術を組合わせて薬を生み出していく「異世界薬局」。
小6男子のお気に入りの小説の一つだ。
どんな話?と興味を持った人は小説家になろうのサイト*1を読むか、今後公開されるはずのアニメ版*2をぜひご覧いただきたい。
今年は、異世界薬局は所謂、逆転生版の異世界から現代社会に転生した話も展開していて、広がりがなんとも嬉しい限りらしい。

ここ最近は、異世界に転移した僕は魔法で手術を行う病院を建てるんです。(小説家になろう)なんかも読んでいて、病名などは異世界物のストーリーの中で知ることも多いようだ。

多少偏った医療知識ではあるがそんな病気があると知ることは悪いことではないはずだ。
興味を持てば、ネットで検索してその病気について調べる。
知識の入口としてネット小説が存在し、その知識の補強にネットを活用する。
もう、転生しまくりな小説でもなんでもいいじゃないかと思ってしまう。

また、経済という観点からも、知識チートで俺TUEEEEEじゃないけど現代知識を活用して異世界で成り上がっていくというものもお気に入りのよう。
所謂、厨二病満載の知識チートで、まったくもって右目も右腕も疼きはしないようだが。

などは、商品開発から販売、価格を決めるということなどが異世界の物語として書かれており、十分に入口として素晴らしいものだと思う。
そして、物語の魅力として小6男子もお気に入りの内容達である。

もう、雑学知識を身につけるのは転生物でいいじゃないかと本気で思う。

子供と同じ「時間」や「作品」を共有する楽しみ

このような転生物は深夜アニメ枠でアニメ化されることも多く、例えば、私の心のバイブルである無職転生 - 異世界行ったら本気だす -は、原作の冒頭(プロローグ)部分は小学生男子に読ませるのはどうかと頭を抱えるし、アニメ化された際の夜の営みの描写なんかも見せるかどうかの判断は難しいところだ。
深夜枠なのだから、ゴールデンで子供が見て鬼滅の刃BPOがーってのはないんでしょうが、保護者同士で話をしていると、テレビでやってるアニメのイメージが健全そのものという方も多いようなので、もしお子さまに深夜枠のアニメを見せる場合には、まずは、保護者が内容を確認することをお勧めしたい。

ちなみに、無職転生は小6男子には結局まだ見せていなくて、彼が中学に入った段階で見たいようなら見ればいいかと言う方向にシフトしようと思っている。

これって、スマホとかネットとかでペアレンタルコントロール云々と同じ考えなんだと思う。
子供の成長に合わせて、少しずつ、視野を広げてあげるということの大切さ。

加えて、子供に見せるか見せないかを判断するためだとしても、子供と同じ「時間」や「作品」を共有すると何が楽しいって共通の話題が増えるんですよ。
これは、子供と一緒にゲームを楽しんでいる方からも多く聞く話で、何を一緒にやってもいいんです。
子供との関りの時間を大切にしているなら。

普通に会話していて、お約束のように小説の中やアニメの中のネタを挟んだり。

転生大好物ですよ。