ネットで知り合う人は危険「かもしれない」という話 #safewebkids #AdventCalendar2020


この投稿は遅くなりましたが、子供とネットを考える Advent Calendar 2020 - Adventar の4日目の投稿です。

 

(実際には投稿遅くなってしまいました m(_ _)m)

 

今回の投稿は「ネットでの出会い」をテーマにお送りします。

 

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待ってるのは誰?

ネットで知り合う人は危険「かもしれない」という話

これ、子供たちの大半はずっと言われ続けていることで、スライドで「アブナイ人」がいるかもしれんから会いに行ったらあかんよ、なんていってもぶっちゃけ心に届きません。

 

上に紹介したスライドは、子供たちが見るスライドの1枚なのですが、

「ネットの友達が『会おうよ』といったときに待っている人は誰だと思う?」

という話をした時に、こんな流れでアニメーションを出しています。

  • 同い年とかちょっと年上の同じ趣味の人かな?
  • 悪い人かな?
  • それとも、たくさんの悪い人かな?

左から順にアニメーションで出していくと、最後の「たくさんの悪い人」が一人ずつ増加していく様への反応は「キモ!(気持ち悪い)」というものです。

 

「良い人か悪い人かどっちだと思う?」なんて二者択一の話で終わらせるのではなく、さらなる可能性をしっかりと想像することの大切さを伝えるのはとても大切です。

 

だって、ネットの相手は一人だとは限らないんですから。

 

子供たちに考えてもらうという意味では、昨年のKOFでの工藤陽介氏の講演内でのセリフがとても印象深く子供たちにも伝わる内容だと思います。

 

「良い人か悪い人かどっちだと思う?」をまさに質問している動画です。

勿論、この質問の答えは、先に書いていたような二者択一だけに留まる答えではありません。

youtu.be

 

人気のない通りに若い女の子をひとりで呼び出すような男は

ろくな男ではありません 

 

めちゃくちゃ人のふんどしで話を続けますが、まさにそれですよね。

 

日常会話の中で想像力を培おう

今回はネットと出会いと言う話でしたが、それ以外にもたくさんの可能性を想像する力が必要な場面と言うのは常日頃から私たちの生活の中に溢れています。

 

先日の「スマホ・ネット利用と自転車の話 #safewebkids #AdventCalendar2020 - 家庭内インフラ管理者の独り言(はなずきんの日記っぽいの)」では道路交通法のはなしを書きましたが、赤信号で渡ったら「車に轢かれるかもしれない」という可能性を想像することができます。

 

hanazukin.hatenadiary.org

 

○○をしたら××が起こるかもしれない、寧ろ△△が起こるかも、いやいや□□じゃない?など、可能性を考えることはゲームとして子供との日常会話の中でとても楽しめるものです。

 

スマホ・ネットに関わらず、日々、可能性を想像するという癖づけを子供自身が行っていれば、何か困ったことに出会ったときにフリーズするのではなく自分自身で可能性を模索して活動できる人間になるんじゃないかななんて日々思っています。

スマホ・ネット利用と自転車の話 #safewebkids #AdventCalendar2020


この投稿は遅くなりましたが、子供とネットを考える Advent Calendar 2020 - Adventar の2日目の投稿です。

 

(実際には1週間以上投稿遅くなってしまいました m(_ _)m)

 

今回は「ネット利用と自転車の話」というテーマで書こうと思います。

 

この乗り方どう思う?

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ネット利用と自転車の話

これは、私が小学校でスマホ・ネットの話をしてほしいと依頼された際に、子供たちに提示している資料の一部です。

 

「え?スマホ・ネットの話なのになんで自転車?」って思いましたか?

子供たちも、このスライドを見せるとポカンとした顔を浮かべます。

 

目の前にいる人は「スマホ・ネット」の話をしに来ているはずなのに、目の前のスライドはどう見ても「それじゃない」のです。

 

これを見せながら子供たちに質問します。

「みんなはこの乗り方どう思う?」

 

小学生の子供たちは総合的な学習の時間などで「安全に自転車に乗る」ということを学んでいます。

 

実際、我が家の子供も小学4年時に特別授業で、地元の警察官による交通車安全教室で自転車を取巻く交通法規を交えながら、安全に自転車に乗るための講座を受けています。

 

このように、多くの小学校で児童たちは「自転車」という道具と、それに関わる「法律」について学んでいます。

また、自転車での交通安全教育の前に、子供たちが一人で出かけるようになるまで、私たち保護者は子供が安全に外で過ごすことができるように、多くのことを注意・説明しているのではないでしょうか。

 

  • 道路は横断歩道や歩道橋のある場所で渡る
  • 信号がある場所では赤・黄では止まり、青では左右を確認しながら渡る
  • 歩行者は歩道がある場合には歩道を歩く
  • 歩行者は右側通行をする

など、他にも多くのことを保護者は子供に対して、分かりやすくかつ懇切丁寧に説明をしているはずです。

 

ですので、子供たちはあのスライドを見てこう答えてくれます。

  • イヤホンして自転車乗ったらあかんで
  • スマホ見ながら自転車アブナイやん
  • 傘さしたら片手運転やん!
  • 傘をささんとレインコート着たらええのに
  • 二人乗りあかんねんで
  • この自転車ライトついてへん!

などなど...多種多様な回答が飛び出します。

 

子供たちに「すごい!」と伝えることの大切さ

子供たちが生き生きと回答する様子はとても微笑ましく嬉しくなります。

そして、もちろん、答えてくれた・考えてくれた子供たちに「すごい!」と伝えることがとても大事だと思います。

 

だって、スマホ・ネットの話をしているはずなのに、急に振られた自転車の話についてしっかり考えて答えてくれるんですよ?準備していた心づもり以外のことを聞かれているにも関わらず無茶ぶりに答えた子供たちに拍手です。

 

聞いた知識をいつでも思い出して答えることができる柔軟さはとても素晴らしいことです。

 

いきなり、アブナイ!危険!こんなのダメ!からスタートしてしまっては、子供たちの受け入れる心に蓋をしてしまうのではと常々思っています。

まずは、誉めれるところを探して心の蓋を開けてもらってから話をスタートしたいところです。

 

「道具」×「法律」という組み合わせ

このように子供たちに「自転車」×「道交法」という組み合わせで話をしていますが、「道具」×「法律」という組み合わせで物事を理解することはとても分かりやすいんじゃないかと思います。

 

「自転車」という道具が「道交法」という法律の元に、安全に運転することができるということは多くの子供たちが学び知っていることです。

 

そこから、「ネット・スマホ」×「法律」という組み合わせに発展していけば、同じように注意すべきこと・守るべきことについて子供たちも考えていくことができるのではないでしょうか?

 

子供とネットについてのことを話すときには、単に大人が目の前で淡々と話をするのではなく、子供たち自身で考え、その学びに必要性を感じてもらうことからスタートすると良いのではと思っています。

 

お薦めのサイト

文科省のサイトで特設されている「文部科学省 × 学校安全」では、学校安全の中で交通安全教育を取りあげ、通学時の安全や自転車の乗り方など様々な「安全」について公開していますので、ぜひご覧になってはいかがでしょうか。

anzenkyouiku.mext.go.jp

宿題はタブレットで出題と言う日常 #safewebkids #AdventCalendar2020

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タブレット学習


この投稿は遅くなりましたが、子供とネットを考える Advent Calendar 2020 - Adventar の1日目の投稿です。

 

今回のテーマは「子供とネットを考える」という、子供とネットを考える会がそもそも立ちあげるきっかけともなった「考えること」の大切さを改めて振返ってみようということから幅広く書くことのできそうなものということで設定してみました。

 

1日目の今日は、GIGAスクール構想の一環や、コロナ禍において子供たちの家庭学習環境を提供するという目的で前倒し前倒しでタブレットやノートPCなどを支給されている子供たちの日常を少し保護者視点で考えてみようと思います。

 

 

タブレット支給前の家庭環境調査アンケートと約束について

 多くの学校で行われているアンケートですが、基本的にはネットワーク環境の有無と端末の有無の2点に絞って調査されていることが多いようです。

 

設問内容も、「ネットワーク環境の有無」と書かずにより平坦な誰でも理解できるような記述を考えているんだなと垣間見えるものが多かったです。

  • スマートフォン以外でYoutubeなどが閲覧できる環境がある
  • インターネットで検索したりできる環境がある

などでしょうか。

行為ができる=ネットワーク環境がある となるようなものであるところに努力を感じました。

 

端末の有無については割愛して、タブレットを支給されたあとの約束のポイントは利用方法や時間についてが大半でした。

  • ランドセルの下敷きにしない
  • シールを貼ったり、名前を書いたりしない
  • 家のコンピュータにつながない
  • 壁紙などの設定を変更しない
  • アイコンの場所を変えない
  • ゲームなどを勝手に追加しない(MDMで設定そもそも無理)
  • 22時以降は使用しない(i-Filterで制御済)

「ランドセルの下敷きにしない」が小学生らしくてほのぼのしました。

 

タブレット支給日に家庭であったあれこれについて

 タブレット支給日に保護者に出された課題は2つ

  • 充電してください
  • 家庭でWi-Fi利用可能な場合は設定してください

 保護者としても興味津々なので、思わず、いろいろなアプリのアイコンをタップしてしまいましたが、Office365のアカウント設定がされていなくてアカウント設定表示がされてドキドキしながら見なかったことにしましたが、ついつい先に画面を進めてしまうと、今後Office利用時に表示が違う!と混乱しそうじゃないかなぁとふと思いました。

 

我が子の小学校で支給されたiPadセルラーモデルでWi-Fi環境がある我が家では、利用しなくて大丈夫なので良いのですが、Wi-Fi環境がないご家庭の場合、市町村が契約しているパケット以上を利用させてしまったらどうしたらいい?という不安感を感じる保護者もいるかもしれないなと思いました。

 

タブレットを学校で子供たちがどのように利用してるかについて

小学校ではWi-Fi環境が整備されていると思っていたら、予算の関係でまったくWi-Fi環境が整備されていないため、むしろセルラーモデルでないと小学校で色々利用できない!という状況とのこと。

次年度、予算確保出来次第の環境整備に期待と言ったところでしょうか。

 

で、実際の利用方法というと、

といったようなことを行っているとのこと。

 

実際に、カメラロールを見てみると、自撮りしているものや友達を撮影したものなど様々な写真や動画が入っていました。

20分休みなど長休み時間の際には、先生に申請して自由にタブレットを操作できるとのことで、休み時間にタブレットドリルやプログラミングなどを行っている児童もいるとのことで、積極的に子供たちが利用できる環境を学校でも提供していることを垣間見ることができました。

 

宿題はタブレットで出題と言う日常について

 さて、タブレットが支給されて変わったことと言えば、今までであれば紙のドリルやプリント学習と言ったものに加えて、タブレットを用いた宿題が提出されるようになったことでしょうか。

 

上述の子供たちが学校で行っているタブレット利用と同じものが宿題として提出されることもあれば、変わったところでは「本読みをiPadで撮影して動画を提出する」というものがありました。

 

勿論、毎日の本読み学習では保護者が本読みを聞いて、その出来不出来を採点・サインして提出は今までと変わらずあるのですが、本読み風景を撮影するということで、人に見られるということに意識を持った音読を心がけるようになったのではと感じます。

 

宿題を行う際に、操作に行き詰った際に質問されることもあり、保護者もまた宿題に積極的に関心をもたないとしんどいかもしれないとも感じます。

 

保護者が求められることについて

 タブレットが支給されてから今に至るまで、保護者として学校に質問したことも、子供の質問に答えたこともありましたが、より客観的に質問をするという姿勢は大事だなぁと感じます。

 

MDMを利用してアプリ配布をされる際に、正常にアプリ配布が完了しなかったため、操作手順を連絡帳に手書きで明示し、どの部分で誤っているのか、また不足している行動は何かを質問したのが1回。

 

宿題を先生がタブレットにプッシュすると言っていたが、プッシュされていなかったため、画面のスクショを取って子供にカメラロール内のスクショを提示して「宿題を忘れたんじゃない、宿題がプッシュされなかったんだ」と言うことを伝えさせたのが1回。

 

ロイロノートの保存先を誤って、社会の部分に資料作成しないといけなかったのに国語の部分に資料作成してしまって、一からやり直さないといけないかも!と凹む我が子のサポートをして作成した資料を移動したのが1回。

 

たぶん、これからも子供が宿題をタブレットで行うこともあるでしょうし、その都度都度でトラブルにあうこともありそうなので、保護者としては、端末操作にトラブってタブレット学習死ぬほどいや!と子供が思わないようにサポートをしていきたいなと思う感じです。

 

子供とネットというよりは、寧ろ、子供とタブレットなのですが、ネットワークありきのタブレット学習なので、今回、つらつらと書いてみた次第です。


↓まだまだ参加者募集中ですのでぽちっとつらつら書いてみませんか?↓

子供とネットを考える Advent Calendar 2020 - Adventar
https://adventar.org/calendars/6004

 

小説投稿サイト別の疼き比較

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邪気眼

先日、SNS上で友人と「右目が疼く」という話をしていたら、「左目が疼く」率のほうが高くない?という話になったのでちょっと調べてみた。

 

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疼き検索

調べ方はいたってスタンダードで、上画像のようにGoogleで "右目が疼く" や "左目が疼く" を site: 縛りで検索するというだけの方法なので、今後みんなの疼きは変わる可能性もあるかもしれないが、あくまで「2020年5月27日調べ」てきな感じで。

※ 当初 "" なしで検索していましたが、フジョッシーでの疼きパーツが何とも言えない状態だったので、全部 "" 付きで検索しなおしています。

 

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疼き調べ

ということで、疼きのある小説を読みたい方はパーツに拘らないなら、圧倒的に「小説家になろう」がおススメかもしれません。

 

最初 "" 抜きで疼き検索したら、フジョッシーなんてどこが疼いてるんだか状態の検索結果しかでなかったので、皆さんも検索したいときは "" 括りが良いと思います。

 

漫画やイラスト等の投稿もあるpixivやアルファポリスは inurl:novel 縛りを、エブリスタの場合は inurl:novels 縛りで検索をしています。

また、各サイトの投稿・公開作品数参考は公式公開されているデータを参照すると、例えばカクヨム小説家になろうだけでも件数公開日は異なるが、10倍程度の違いがあるのだけれど、好みの疼きに出会うための参考になれば幸いです。

 

カクヨム 2018/03/01現在 7万件:https://kakuyomu.jp/info/entry/2nd_anniversary

小説家になろう 2020/05/27現在 734,972件:https://syosetu.com/

 

 

時代も変われば答えも変わる?

この記事は、子供とネット×平成の振り返り25日目の記事です。

 24日目は、↓でした。

seyshell.cocolog-nifty.com

 

今年も、アドベントカレンダーに多くの参加を頂戴することが出来ました。

 

『平成を振り返る』と言っても、立場や世代によって異なる過ごし方をしているのですから、十把一絡げではないのはわかっていましたが、ほんとうに様々な視点からの振り返りがあったと思います。

 

adventar.org

 

携帯電話が普及した頃に、バイクの3無い運動と同じように、携帯電話も同様の扱いをされ、石川県の「携帯電話を持たせない運動」話題になりました。

 

第9回 「携帯電話を持たせない」石川県で浮上した課題、規制と教育で揺れる自治体 | 日経 xTECH(クロステック)

 

当時は、保護者から相談される内容も「持たせたくないんだけどどうしたらいいでしょう?」というものが多かったと記憶しています。

 

時代は流れて、「うまく付き合わせるにはどうしたらいいでしょう?」にシフトしてきたのは昨今の技術進化と無い場合に被る不便さも背景にはあるのかもしれません。

 

実際、大学入試ではオンライン出願はスタンダードになりつつありますし、高校の合格発表もオンラインで行われるなど、子供たちの進学という身近な部分がインターネット化しているのですから。

インターネットの世界を子供たちから排除していては、彼ら彼女らがインターネットから受けることが可能な恩恵までも阻害してしまいます。

 

これから、令和の時代を生きていく子供たちを取巻く環境について、私たち大人も肌感覚を研ぎ澄ましつつ、対話の中からヒントを得るよう努力をしていきたいものですね。

 

↓スライドは 2019/12/22 に大阪教育大学天王寺キャンパスで開催された第9回 Windows×教育(理科に使えそうなプログラミング教材体験)でお話させていただいたスライドです。

 

speakerdeck.com

平成のネット関連の事件とかの話

この記事は、子供とネット×平成の振り返り17日目の記事です。

 

16日目は、↓でした。

www.takahashitaiyo.net

 

子供とネットを考える会を立ち上げたきっかけは、いろいろなところで話もしているしこのブログでも何度と無く書いていますが、改めて書くとこんな感じ。

 

自分の子供たちが育っていく中で、インターネットという世界は切り離すことが出来ないんだから、より良い世界になるような一端を手の届く範囲から伝えていけたらいいな。

という望みというか願望というか希望といいますか。

 

小木曽さんの言う、「今までもこれからもずっと地続き」がまさにその通りで、切り離せない日常なんだから、普通のかーちゃんだって何かしら出来ることがあるんじゃないかな。

 

私は、子供とネットを考える会の記事とか、講演とかで結論をほぼ話したことが無いと思っていますし、たぶん、これからも結論をスパッと伝えることは無いと思います。

 

だって、考えること大事ですからね。

人の考えと同じじゃん!まさにそうそう、それそれ!ってなったとしても、そこが腑に落ちると感じるにはたぶん何かしらの考えをした結果だと思うんだけど、それでも、結論として「○○をしておけば万全です!」は思考停止招きそうな気がして。

 

さて、長い枕は置いておいて。

平成を振り返るにあたり、12/15に伊藤太一さんが書いてくださった『少年の更生・社会内資源とIT』は必読だと思うのです。

もちろん、他のみなさんの記事も考えるきっかけに凄くなるんですけど。

 

id:ohesotori が纏めてくれたスライドがまさに書きたかったことで、ダイヤルQ2って平成元年だったのかーとかいろいろ振り返れますよ。

www.slideshare.net

 

時代が変わるということを前向きに捉えればエポックメイキングなんて言葉で表すことが出来るのかもしれないけれど、ネットを取巻く法律や様々な考え方が広まるきっかけは、とても残念で悲しいことが多いと件のスライドから感じる人もおられるのではないでしょうか。

 

インターネットを利用して起こった事件。

インターネットを介して広まったあれこれ。

インターネットの中に埋もれていた事件の発端。

 

と、これだけを取り上げればとても後ろ向きで、インターネットはよろしくないものなのではないかと言われかねないですね。

 

悲しいことに、人は失敗をする生き物で、それをまた取り返したり巻き戻したりするための努力が出来る生き物でもあります。

 

IHC運用ガイドライン検討協議会メンバーを勤めさせていただいていて、座間の事件の後に、運用ガイドラインの変更を行うための集まりがありました。

 

厚生労働省自殺対策白書内の第3節座間市における事件の再発防止策の実施状況(PDF)に本件の話がふれられています。

また、IHCのガイドラインの改定履歴にも記載されておりますので、一読ください。

 

さて、後手後手の対応と言われてしまうのかもしれませんが、やはり、少しでもよい方向を目指す努力をすることは大事なことです。

 

事件事故の話を書いたものの、もちろん、インターネットという道具は良い使い方をされることもあります。

というか、ほとんどの人が良い使い方をしてるんだと思います。

 

少し、話を戻して、中盤で紹介した伊藤太一さんの『少年の更生・社会内資源とIT』に改めてふれると、

社会内資源構築においてもITの利活用を考えないといけない

という言葉にはIT利活用のなかにもちろんインターネットも含まれていて、更正に繋がる何かを考えることも大切なんだと思う。

 

地元の小学校や中学校で民生委員さん含めて保護者として話を聞く際に、「インターネットなんてものがあるからあかんのや」的な話をされると、もう、悲しくなる。

そればかりじゃないんだよって。

 

悪いところばかりがクローズアップされてしまう中で、良い使い方もあるんだよ、こんなイイコトもあったんだよ、と。

 

令和になって、何が出来るのかを改めて考えてみると、もっとイイコトについても周知されるような時代を目指して、手探りでも手の届く範囲から、何かしていけたらいいなと思います。

 

 

 

そのルート知らなかったYO!と気付けなかった学生時代の話

この記事は、子供とネット×平成の振り返り11日目の記事です。

10日目は、↓でした。

misakiworld.hatenablog.jp

 

ブログでもSNSでも母校、母校と連呼し公言している大阪電気通信大学ですが、私が合格した頃はまだSNSだけでなくインターネットがまだ一般的に普及していない時代の話でした。

 

合格した当初、京都の端っこに住んでいた私は、高校を卒業するまで京都から出たことが無い程度に交通に詳しくなく、国道1号線といえば五条通だけだと思うほどに他府県のこともさっぱり理解していませんでした。

 

そんな私が大阪の大学に通うとなって、頭を抱えたのは通学経路です。

 

今でこそ、そんなのジョルダンやヤフー経路検索、もしくは、「OK、Google ここから大阪電気通信大学までの路線を教えて」なんていえばサクッと交通経路を導き出してくれるのですが、当時はもちろん、そんな便利な世界はありませんでした。

 

そんなこんなで↑の路線図風な画像を書いたのですが、大学合格時に1回生は四條畷学舎と知り(受験時に調べておけやというツッコミは無しの方向で)、こんなルートを選択することにしました。

 

片道2.5~3時間

自宅→チャリ→JR山科→JR大阪→JR京橋→JR四條畷→バス→大学

 

実際に、入学前に通ってみて、思ったのは「これ、わい通えるのか?」。

 

大学について途方にくれていた私を救ってくれたのは当時の大阪電気通信大学の守衛さんでした。

 

「京阪大和田からバスが出ているよ」

 

片道2.25~2.5時間

自宅→チャリ→京阪山科京阪三条→京阪大和田→バス→大学

 

「コレなら通える!」

1回生の1年間2時間以上のルートを通えば、あとは本学寝屋川は2時間以内なので楽勝!と4回生の途中まで以下のルートを利用したのです。

 

自宅→チャリ→京阪山科京阪三条→京阪寝屋川→徒歩→大学

 

卒業を半年ほど後に控えた4回生のある日。

宇治に住んでいた同期から「もしかして、六地蔵経由のほうが早いんじゃね?」の一言。

 

わい、その一言、1回生の頃に知りたかったです。

 

片道1.25~1.5時間

自宅→チャリ→京阪六地蔵→京阪中書島→京阪寝屋川→徒歩→大学

これが4回生途中からの私の通学経路。

 

もし、もしですよ、1回生の頃に六地蔵ルートを選択していたら...往復確実に1-1.5時間は時間的余裕があったわけです。

 

片道2時間(利用することがなかった夢のルート)

自宅→チャリ→京阪六地蔵→京阪中書島→京阪大和田→バス→大学

 

ざっくり大学に通う日数が200日として。

200日×3.5年×1時間=約29日

 

くっそ勿体無い!

 

で、何がいいたいのかというと、Windows95が世に送り出され、インターネットという道具が私たちの身近に存在し、路線検索やオンラインマップという地理に詳しくなくても方向音痴であったとしても移動に困らないツールが世の中に存在する世界って素敵!

 

ということ。

 

昨年末、長男が大学に合格した際に、一緒に路線検索サービスを使って、あーでもないこーでもないと通学経路を一緒に模索したことを思い出しながら、インターネットは親子の会話にとても貢献しているんじゃね?

と感じる今日この頃。

 

インターネットといい付き合いかたをしていきたいですね。