■マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (919637): Microsoft Word の脆弱性により、リモートでコードが実行される

ぅーん。
    
2006 年 6 月 14 日 (日本時間) の月例リリースの一部として、またはそれよりも早く公開する予定です。
なので、ソレまではアドバイザリに記載された方法を社内に徹底かな... ■「不正な形式のオブジェクトを使用した Microsoft Word の脆弱性」の問題を緩和するには  1. 管理者権限でログインしてWordを使用しない  2. 電子メールで添付されたファイルを開かない    ⇒保存してウィルスチェックかなぁ...ベンダー対応済みな物もあるし  3. 怪しいリンク先をクリックしない  4. Office2000を使用する(Office 2000 はこの問題の影響を受けません。と書かれています)  5. Word Viewer 2003 を使用する。 ■「不正な形式のオブジェクトを使用した Microsoft Word の脆弱性」の回避策  1. Microsoft Word を常にセーフ モードで使用する   ・Word を電子メール エディタとして使用する Outlook の機能を無効に   ・WINWORD.EXE のコマンド ラインに /safe を追加して開く(もしくは、Ctrl キーを押しながらWORDを起動) これ、[WD2003] Word 2003 の Office セーフ モードについてという技術情報を読むと、 機能制限はされるけど、そんなにクリティカルなものじゃないので、そっちのほうがいいなぁ... まぁ、ダイレクトにメールの添付ファイル開かないとか、インターネット上のWordをダイレクトに開かないとか、お約束ですけど。 その他に、気になる関連記事についても併せて記載しておく。 ■ITmedia エンタープライズ:Wordの脆弱性に対処する「非公式フィックス」「Wordの脆弱性を突くファイルは2種類,Word 2000も影響を受ける」,米eEye:ITpro 非公式フィックスに関しては、自己責任でって感じですが、後者の記事は...記事中にも書かれていますが、 アドバイザリとは異なる記述がありますね。
現時点では2種類のExploitが確認されており,1つについては,Word 2002(XP)とWord 2003に加えて,Word 2000上でも動作するという。
最初に出たものはWord2000では動作しなかったんですが、二個目に出たものが2000で動作するということのようですね。 参考:SANS - Internet Storm Center - Cooperative Cyber Threat Monitor And Alert System 6月にリリースされる修正プログラムには、2000は含まれているんでしょうか...