Windows 98/Meのサポート終了の理由〜XP HomeもVista登場後2年で終了:三浦優子のIT業界通信

Windows 98、98SE、Meのサポート終了日は2006年7月12日(日本時間)です。
Windows 98、Windows 98 SE および Windows Me のサポート終了を見ると、
    
Windows 98Windows 98 Second Edition (SE)、 Windows Millennium Edition (Me) のサポートが、 2006 年 7 月 11 日 (米国時間) に終了します。
なので、日本だと、明日。 故に、今晩から明朝にかけてリリースされるセキュリティ修正プログラムが最後の提供になります。 今後、非常にクリティカルな脆弱性が発見されても、セキュリティ修正プログラムはリリースされないため、要注意です。 記事内に、奥天さんのお話が書かれていて、
その点については、セキュリティレスポンスチームの奥天陽司セキュリティ レスポンス マネージャは、次のように説明する。 「Windows 98/Meが開発された時点では、ハードウェア側のCPUはPentium II、ネットワーク環境もダイヤルアップが中心で、  今日のようなFTTHが当たり前になるといったことを全く想定せずに開発されている。  そのため、どれだけセキュリティパッチを当てても、攻撃を防ぐのが困難な状態にあります。  例えば、現在では当たり前になっている、今は悪さをしていないが、今後悪さをしそうな動きをしているファイルを見分ける  “振る舞い検知”と手法はPentium IIには重すぎてしまう。  セキュリティの面から見て、サイバー攻撃からPCを防御するのが限界に近づいているというのが正直なところです」という。
実際に、常駐先ではVSE8.0i(McAfee)を使用していますが、Windows98を前提に購入した端末に、 業務で使用するアプリケーションがOSがWindows2000推奨のためアップグレードし、そこでOffice、ブラウザ、メーラ...etcと動作させると、 メモリ不足で異常終了などなど...orz 使用している端末スペック自身をこれ以上あげることができないとか(メモリがMax:192M)そういった不具合を考えると、 奥天さんの仰る限界が非常に身近です。端末を守るために導入しているウィルス対策ソフトが明らかに首を絞めている感じ。 記事には、WindowsXPの話なども書かれていますが、実際に、自身が使用しているアプリケーションやOSのプロダクトライフサイクルは、 きちんと確認しておいたほうが良いでしょう。 以下のページを色々見ると、OfficeXPも延長フェーズに移行したりとかなんですねぇ...

参考URL:全てマイクロソフト