Adobe ReaderとAcrobatに危険なセキュリティ・ホール,修正版は準備中:ITpro

Flash、PDF等Adobe製品は必須という感じですものね。
    
今回のセキュリティ・ホールは,Adobe ReaderAcrobatに含まれるActiveXコントロール「AcroPDF(AcroPDF.dll)」が原因。 このコントロールには,特定のデータを渡されるとメモリー破壊が発生するセキュリティ・ホールが存在する。
早く、修正版がリリースされることを祈りますが。
現時点での回避策は,問題のActiveXコントロールIEから呼び出せないようにすること。 Adobeでは,問題のコントロールWindowsから削除することを回避策として挙げている。 例えばAdobe Reader 7.xの場合には,「Program Files」フォルダ中の「Adobe」フォルダ以下に存在する 「Acrobat 7.0」の「ActiveX」フォルダに置かれたAcroPDF.dllを削除する。 FrSIRTでは,問題のActiveXコントロールにKill Bitを設定することも回避策としている。 FrSIRTによれば,同コントロールのクラス識別子(CLSID)は{CA8A9780-280D-11CF-A24D-444553540000}。
ということで、回避策が公開されていますので、対応をしましょう。 ただし、Adobe Readerの環境設定でインターネット分類の中のWebブラウザオプション『PDFをブラウザに表示』が未チェックの場合、 AcroPDF.dll(デフォルトパスは『C:\Program Files\Adobe\Acrobat 7.0\ActiveX\AcroPDF.dll』)は存在しません。 また、削除を行うより先にあげた、Adobe Readerの環境設定でインターネット分類の中のWebブラウザオプション『PDFをブラウザに表示』の チェックをオフにするだけで件のdllは指定されたパス以下に存在しなくなりますので、削除よりはチェックオフの方が好ましいですね。 ただ、この設定だけではKill Bitは無論設定されないので、そこは別途行う必要がありますね。 記事内ではMSの技術情報、Internet Explorer で ActiveX コントロールの動作を停止する方法が紹介されていますが、 個人的には、葉っぱ日記で紹介されているvbsを使用するほうが社内での展開はらくだと思います。 もしくは一台設定してしまって、 『HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\ActiveX Compatibility\{CA8A9780-280D-11CF-A24D-444553540000}』を 他端末にエクスポートかな? とりあえず、Adobeさんの対応待ちで。 そのほかの記事: ・「Adobe Reader 7」に危険度の高い脆弱性、FrSIRTが警告:Internet WatchITmedia エンタープライズ:Adobe ReaderとAcrobatに危険度「高」の脆弱性New Adobe vulnerability (NEW):SANS