DDoSとフィッシングへの対応事例報告とIANAの活動〜 ICANNサンフアン会合の話題から

2007年6月25日〜6月29日に開催された第29回ICANN会合の話。
    
フィッシングに用いられるドメイン名には、レジストリに登録するネームサーバを頻繁に更新するという特徴が見られます。 このため、異常な大量ネームサーバ更新を見つける仕組みをレジストリシステムに組込んでいる事例や、 発見から数時間という短い時間でドメイン名の停止を行う為の仕組みを検討している事例などが紹介されました。 会場での調査では、法的根拠がある依頼があればドメイン名の停止は可能だが、そのためにはある程度の時間を要するいうccTLDが多い中、 数時間でドメイン名の停止まで行えるというccTLDもありました。
数時間でドメイン名の停止ってすごいなぁ。 以前、知り合いにフィッシングサイトの実例を見せた際に、 まったくドメイン部分などを見ず、コンテンツのぱっとみの内容でそのサイトを信頼していたので...orz だったのですが(苦笑