第2回 「働きながら子育て」がITエンジニアの最適解

実際に、働きながら子育てってかなり回りの協力がないと難しい。
    
学童保育は保育園より時間が短く、3年生までしか実施していない自治体が多いので『困る』という社員の声がありました。 私も実際そうでした。小学生といっても、低学年のうちは心配なので、小学校4年生の年度末までの育児短時間勤務は魅力的だと思います。
私の場合、保育園期間中は帰宅すると日付が変わっているとかそういうこともあったので、認可園には預けることが不可能でした。 学童保育になると、18時には終了という場所も多く、転職をすることになりましたが、探せばあるんだなぁと、そのとき初めて実感しました。 特に、社員人数が10数名に満たない小さなソフトハウスや派遣的請負業務を行っている会社の場合、 受け入れ先等の都合上時間短縮そのものがありえないことが多いかと思います。
『制度ばかりに寄り掛かっている』と思われないためにそういった自覚が必要だということも、きちんとアナウンスして、 意識付けをしていかなくてはいけないと思っています。 育児をしながら仕事をすることは負担が大きいのは確かです。 でも自分で選んだ道ですから、協力を得ながら働いていく態勢を自分でつくっていかなくてはいけない。それは制度の利用以上に大切なことです
実際、働きながら子育てをしているから時間がない...とは言いたくなくても、ついつい忙しいということが口をつく場合もあります。 支えてくれている人たちのおかげで自分が今あるんだということを忘れてはいけないと思うので、自覚は大切ですね。 働くお母さんたちがより良い職場環境、家庭環境を培っていく上で、そういった制度がもう少し浸透して、かつ甘えすぎないというのが理想。 でも、理想が一番難しかったりしますね。 私なんて、まだまだ忙しい部類に入らないので、もっとがんばらないといけないなぁ。