神戸新聞のシステムダウン データベースの不具合が原因:asahi.com

今までに何度も神戸新聞関連で取り上げていましたが、原因が判明したようです。
    
神戸新聞社神戸市中央区)の紙面制作システムが22日から23日にかけてダウンした問題で、 同社とシステムを共同開発したNECと、システムのデータベースを作った日本オラクルは28日、ダウンの原因はデータベースソフトの不具合だったと発表した。
ラクルか〜 神戸新聞のサイトに新聞製作システムの障害について 信頼される紙面へ全力に、 ・オラクル社のソフトに原因 ・何が起きたのか  「組版機能が使えない」 ・どう対処したのか 「京都新聞が全面協力」 について纏められているので一読。 オラクル社のソフトに原因には、
不具合があったのは、DBの起動時に履歴データと現在のデータを照合して不一致がないかをチェックする部分のプログラム。 データを効率的に検索するために一時的につくられた分析用のデータは、履歴データと一致しないことが想定されるにもかかわらず、 プログラムはデータの不一致をエラーと判断、起動できない構造になっていた。 不具合を回避する手順も想定されていなかった。 日本オラクル社によると、今回のようなデータ不一致と、DBソフトの特定の手順での終了から再起動にかけての一連の動作が、 同時に発生することは極めてまれで、これまで深刻なトラブルが発生した事例が世界で報告されておらず、原因究明が遅れたという。
不具合を回避する手順が想定されていない→不具合の発生が想定外ということですね。