私的録音録画小委員会:反対意見多数でも「ダウンロード違法化」のなぜ :ITmedia News

昨日、ヨドバシカメラのソフトウェアコーナーを見ていたんですが、YouTubeニコニコ動画の動画も入手Ok!とうたったソフトが多いことにびっくり。*1
どれにも、「収集/ダインロードしたファイルの、個人的な視聴の範囲を超えた利用は、著作権法で禁止されています。」とか、書かれてはいるんですが...
ここら辺にも、「違法公開されたファイルのダウンロードは著作権法で禁止されています」という一文が追加されるのだろうか?
    
委員会の主査を務める中山信弘東京大学教授は「一番大事なのは利用者の保護」としながらも、 「違法サイトからのダウンロードを違法にすることで、国民の意識は変化するだろう。 『情を知って』という言葉も入る(違法サイトと知ってあえてダウンロードしていないと違法とならない)し、刑事罰もない。 一般のユーザーはそれほどひどい目には遭わないと思う」と、違法化は不可避――という方向で議論をまとめた。
『一般のユーザーはそれほどひどい目には遭わない』この部分は、 違法コンテンツからファイルをダウンロードすることによって訴えられることは「たぶん」ないだろうし、と言う推測過ぎるんじゃないかなぁ? 津田さんが記事でも心配されている通り、架空請求系はこういうのをついてくると思うし、実際に騙される人は居ると思う。 そりゃ、だめなものをダウンロードしたほうが悪いんだよということなのかもしれないけど、 それって、アダルトサイトを見ていて、架空請求が来てお金を払ってしまって、アダルトサイトなんか見るほうが悪いんだよと言う意見と変わらない気がするな。
また、今回の議論はダウンロードのみ「複製」とみなし、ストリーミングサービスは対象外。 ストリーミングサービス利用時にWebブラウザに残るキャッシュについては複製とは扱わず、 違法サイトで公開されたコンテンツのストリーミング視聴は合法、ということになる。 文化庁は「キャッシュの扱いについて議論した著作権分科会の今年1月の報告書などを踏まえ、必要に応じて法改正すれば問題ないのでは」などとしている。
ぅーん。 とりあえず、一般市民的には見守っていくしかないのかなぁ? 参考: ・MIAU : 公式サイト文化審議会:文部科学省