Webからの脅威とウイルス被害の分散化が顕著に、トレンドマイクロ調査:Internet Watch

こういう話をきちんと一般の人に伝えていくことが大事かなと思う。
    
今後警戒が必要となるのは、正規のWebサイトを改竄することで、訪問者に不正プログラムをダウンロードさせようとする攻撃だと警告。 2007年にはイタリアでこの手口が大規模に行なわれて多くの感染者を出しており、 日本でも大手モバイルコミュニティや自治体のサイトなどにこうした攻撃が行なわれるなど、 今後さらにこうした攻撃が増えるだろうとして、Webの閲覧に対しても防御が必要だとした。
大体、この手の話をすると、「何もダウンロードしてないし、ホームページを見ているだけだから、ウィルス対策ソフトは不要でしょ」と言う人が居るんだよな。 こういう人の場合、ウィルス等悪意のあるプログラムは ・電子メールで変なファイルを開いた ・変なファイルをダウンロードして実行した という二つの感染方法でしか自分のところにやってこないと思っている人が以外に多い。 「でも、悪意のあるサイトもあるからさ」という話をしたところで、「変なサイト見てないもの」で終わってしまう。 今までも、もちろん、価格.comであったり、大学のサイトが改竄されていたり、巧妙に似せられたフィッシングサイトだったり...というものは存在しているので、 自宅環境においては最低限、以下のことは行っておくべきかと思う。 ・ウィルス対策/スパイウェア対策ソフトの導入+パターンファイルの自動更新 ・OSや使用しているアプリケーションのセキュリティ更新プログラムの適用 ・フィッシング対策フィルタの導入 ・迷惑メールフィルタの導入 また、普段から、自分の端末上でどういった実行ファイルが動作しているのか?なども確認しておくべき*1。 関連記事: ・「日本は狙われている」,トレンドマイクロが2007年のセキュリティ動向を分析 | 日経 xTECH(クロステック)http://www.computerworld.jp/mkt/sec/93209.html「ウイルスは“少量多種化”が進行」,トレンドマイクロが報告 | 日経 xTECH(クロステック)セキュリティニュース | トレンドマイクロ2019年4月12日 | 日刊工業新聞 電子版

*1:「Process Explorer」のページは移転いたしましたを使用すると、容易にその実行ファイルについて検索が可能です