現場視点からの運用方法論 | Think IT
運用現場の悩みに書かれている項目にはかなり頷けるところがある。
- 属人化が進み、ノウハウの継承ができていない。
- 突発的な業務が多く、計画通りに作業が進まない。残業でカバーしている。
あたりは、私も体験したことがあります。
以前に勤めていた職場では、企業内のインフラ全般を管理保守していたのですが、インフラ屋の仕事は定時以降から。
だったな。
「運用でカバー」の弊害に書かれている、
「運用でカバー」が先鋭化した現場では、「(社内外で)ユーザーの神様化」や、
書面外の期待や、「行間のナニカを読め」という際限のない要求にさらされているところもあるようです。
あるある。
契約書面外の期待とか、汲み取れとか。
このように、「運用でカバー」というものは、運用現場に対していくつもの弊害を招いています。 大きなものだけでも、
* あいまいかつ際限のない要求の増大(もやっと頼めばよしなにやってくれる)
* 非合理的主観の日常化(アンドキュメンテッド、属人化)
* 隠れ運用コストの発生(費用対効果説明のさらなる困難化)が挙げられます。
実際に、現場で運用に携わっているメンバーからは改善策などを上司に上げていたりするんです。
現場も変わらないといけないけど、上の人間も変わらんといかんのです。
今、これで 動いてる OR 回ってる から、なんとかそのまま維持してよ。
というのは違うんです。