Office 2010 のリボンが嫌なのでって言っていても、Microsoft Office 2003 の延長サポート終了日も2014年4月ですよという話

知人からOffice2003を使用しているので、サポート期間がいつまでだったっけ?と聞かれて確認してみると、Microsoft Office:Office 製品のプロダクト サポート ライフサイクルに「Office 製品のバージョンごとのサポート ポリシー」が記載されており

Office 2003 Editions
・メインストリーム サポート :2009 年 4 月 14 日
・延長サポート終了日 :2014 年 4 月 8 日

と明記されていた。

Office2010を使用すればいいのに!という話をすると、会社で使用しているんだけどリボンとかややこしいんだよねという返答。
確かに、私もOffice2003から2007へ乗り換えた際にはちょっと戸惑った。
でも、慣れれば大丈夫だよ。と言うと、家族も使うから、子供とか嫁さんとかに説明しないといけないんだよ。面倒くさいと言われる。

2014年までまだ暫く期間はあるし、ご自宅ユーザなので企業みたいにどばっと入れなおすんじゃないから稟議書を書く必要もないので、切れるよねという直前に電気屋で購入して入れなおしたりも可能だしあわてることはないんだけど、お節介でも脆弱性を持ったソフトを使い続けるリスクよりはいいと思うんだよね。という話をし以下の3件を提案してみた。何を選ぶかは知人次第なんだけど、同じような理由で移行に二の足を踏んでいる場合には試して見られてはいかがだろうか。

ラシックスタイルリボンを追加する

Microsoft MVP(Office System)を受賞されている@kinuasaさんが提供されているクラシックスタイルメニュー for Office 2010(Office 2007/2010・リボンのカスタマイズ 初心者備忘録)を使用してクラシックスタイル(Office2003形式のメニューバー)のリボンを追加して、常にクラシックスタイルリボンを使うことで切り替えなどをなくしてしまおうというツール。

コレを導入することで、Office2010を会社で使い慣れたパパは通常にリボンを、使い慣れない家族には「Classic Menu」のリボンを使ってもらうことができます。

嫁さんにはがんばってもらって子供に使いやすいリボンを追加する

Microsoft Office 2010 for きっずMicrosoftが正式アナウンスしている追加のリボンを導入してみるというのはどうだろう。以下の子供には嬉しい機能が満載なのもありがたいところ。

1. 小学校の授業でよく使う機能だけを集めたきっずリボン上で簡単操作。
2. 画面や操作ボタンがひらがな中心で小学生にもわかりやすい。学年に応じた表記でメニュー表示。
3. 学校行事や授業で使えるポスターや絵日記、感想文などのテンプレート集が 250 種類収録。
4. マウスだけで文字入力ができるソフトキーボードがついているから安心。
5. 小学校 1 〜 6 年の学年別辞書を搭載。学年ごとに応じた適切な漢字変換ができ、文字入力も楽しく。

詳しい説明はMicrosoft Officeの子ども向け簡単操作ソフト Dr.シンプラー2010 Liteに書かれているので、Office2003云々関係なく試してみるのもいいかもしれません。

みんな頑張る

折角、新しいバージョンにしたんだったら慣れれば...という考えで、リファレンスを見てマスターしては如何だろうか?
Office 2010 メニュー/リボン リファレンス ブック - テンプレート - Office.com
で、Office2010の各アプリケーション別のリボンに関するリファレンスが入手可能なので家族全員で見るのもひとつの手段ではないだろうか?

とはいえ、家でリファレンスマニュアルなんか全員が読んでいる家族って結構気色悪(ry
という人向けにはオフィス 2003 にあったメニューはオフィス 2010 のリボンではどこにあるの?で紹介されている「インタラクティブ ガイド」を試してみては如何でしょうか。