ネットで知り合う人は危険「かもしれない」という話 #safewebkids #AdventCalendar2020


この投稿は遅くなりましたが、子供とネットを考える Advent Calendar 2020 - Adventar の4日目の投稿です。

 

(実際には投稿遅くなってしまいました m(_ _)m)

 

今回の投稿は「ネットでの出会い」をテーマにお送りします。

 

f:id:hanazukin:20201211085121p:plain

待ってるのは誰?

ネットで知り合う人は危険「かもしれない」という話

これ、子供たちの大半はずっと言われ続けていることで、スライドで「アブナイ人」がいるかもしれんから会いに行ったらあかんよ、なんていってもぶっちゃけ心に届きません。

 

上に紹介したスライドは、子供たちが見るスライドの1枚なのですが、

「ネットの友達が『会おうよ』といったときに待っている人は誰だと思う?」

という話をした時に、こんな流れでアニメーションを出しています。

  • 同い年とかちょっと年上の同じ趣味の人かな?
  • 悪い人かな?
  • それとも、たくさんの悪い人かな?

左から順にアニメーションで出していくと、最後の「たくさんの悪い人」が一人ずつ増加していく様への反応は「キモ!(気持ち悪い)」というものです。

 

「良い人か悪い人かどっちだと思う?」なんて二者択一の話で終わらせるのではなく、さらなる可能性をしっかりと想像することの大切さを伝えるのはとても大切です。

 

だって、ネットの相手は一人だとは限らないんですから。

 

子供たちに考えてもらうという意味では、昨年のKOFでの工藤陽介氏の講演内でのセリフがとても印象深く子供たちにも伝わる内容だと思います。

 

「良い人か悪い人かどっちだと思う?」をまさに質問している動画です。

勿論、この質問の答えは、先に書いていたような二者択一だけに留まる答えではありません。

youtu.be

 

人気のない通りに若い女の子をひとりで呼び出すような男は

ろくな男ではありません 

 

めちゃくちゃ人のふんどしで話を続けますが、まさにそれですよね。

 

日常会話の中で想像力を培おう

今回はネットと出会いと言う話でしたが、それ以外にもたくさんの可能性を想像する力が必要な場面と言うのは常日頃から私たちの生活の中に溢れています。

 

先日の「スマホ・ネット利用と自転車の話 #safewebkids #AdventCalendar2020 - 家庭内インフラ管理者の独り言(はなずきんの日記っぽいの)」では道路交通法のはなしを書きましたが、赤信号で渡ったら「車に轢かれるかもしれない」という可能性を想像することができます。

 

hanazukin.hatenadiary.org

 

○○をしたら××が起こるかもしれない、寧ろ△△が起こるかも、いやいや□□じゃない?など、可能性を考えることはゲームとして子供との日常会話の中でとても楽しめるものです。

 

スマホ・ネットに関わらず、日々、可能性を想像するという癖づけを子供自身が行っていれば、何か困ったことに出会ったときにフリーズするのではなく自分自身で可能性を模索して活動できる人間になるんじゃないかななんて日々思っています。