uekb06000317: 修正プログラムが多数のフォルダを作成して適用に失敗する(Update Technology)

現象
修正プログラムの適用が失敗した際に、管理対象コンピュータのハードディスクに多くの 16 進数名のフォルダが作成されることがあります。
最悪の場合、コンピュータの起動時に「NTLDR is missing」と表示され、正常に Windows OS が起動できなくなるおそれがあります。

多くの場合、空フォルダはブート ボリュームに作成されますが、その他のボリュームに作成されることもあります。

セキュリティ修正プログラムの適用を行う際に、ファイル制御やアクセス制御を行うセキュリティ製品 (秘文 AE Information Cypher など) を導入していたり、手動やグループ ポリシーなどを使用してファイルやフォルダのアクセス許可を制限したりしている環境にある端に対して発生する事象のようです。
MFT の断片化が進むと Windows XP または Windows 2000 が起動しないという技術情報を読むと、「 bcupdate2 」というツールが有償ではありますが提供されているそうなので、現象が発生していてかつ、なんとか復旧させたい!という場合は、問い合わせて見ましょう。