ITmedia エンタープライズ:氾濫する“効果の出ないシステム”の原因と対策を考える (1/2)

導入はしたけれど...という話。
    
「稼働中のシステムは、本当に役に立っていますか?」筆者は企業の経営者や関係者に本音を探るようにしばしば問いかけることがある。 そうすると「いや、実は…」と堰を切ったように思いを吐露する人が、決して少なくない。
実際に、資産管理ソフトは導入したけど、クライアントのエージェント入れ漏れが多くてねぇ...という状況を見たことがありますが、 ソレ、意味ねぇじゃん...とか思いましたよ。
ここで問題なのは、ユーザーが判断材料とするセミナーや資料が極めて不十分だということだ。
確かに、企業セミナーに行けば、導入してこんなに素晴らしいことがあるよ、素敵だよと言うことは嫌と言うほどメーカーから聞きますが、 実際に導入した担当者との意見交流とかなかなかできなかったりしますもんね。 以前、NT-Com2の名古屋勉強会で、管理者同士の話をしたのですが、資産管理ツールを導入するに当たってという話をしたことがありました、 (宴会の席でですが)。 そういった、管理者同士の会話の中から、実際に使っているユーザサイドの意見を聞けるのはすごく大事なことなので、 ぜひ、勉強会やセミナに参加した人には、そういった交流を深めて欲しいと思います。