@IT Special 運用管理者が主役になる

私の中のITILの人=やたさん(id:ya_ta)、まっちゃだいふくさん(id:ripjyr)ですが(笑 ≠ ハムの人
    
ITシステムは『動いて当然』と思われているので、障害などによってサービスが停止すると、一斉に利用者から責められます。 常にこのようなプレッシャーにさらされているにもかかわらず、 多くの企業では新しいシステムの構築ほどには運用に高い関心を持っていません。 しかし、実際には情報システム部門の運用担当者は、サービス品質の維持や向上を継続しなければならないのです。
リースが切れるから、旧OSがサポートが切れるから、旧バージョンのサービスが終わるから、新バージョンを導入しましょう。 こういうやり方だと、新バージョンを導入した際に旧バージョンや旧サーバが手元に無いということにもなりかねなくて、 不具合が発生した際に、旧システムに巻き戻しとか、旧システムの動作を再確認して新システムとの照らし合わせとかできなくなっちゃうので、 売る側・導入を推進する側の人にもそこらへんは必ず考えてもらいたいなぁとか。 それをちゃんと言える運用の人でいるべきだなぁとか。
必要とされるサービスレベルを維持するために、ITシステムの運用にどれだけのコストが必要なのかをき ちんと把握・説明できている企業は少ない。
今、仕事内容的には常駐している運用担当者の来年度の計画などを考えていくという感じなので、 ここらへんちゃんと把握・説明できるようにならないといけないなと。
ツールは大切ですが、その前に自社のビジネスニーズがどのようなものであり、 それを実現するためのマネジメントシステムがどういうものであるかが分からなければ、適切なツールを導入することはできません。 冷たい言い方かもしれませんが、どんなマネジメントシステムが必要なのかは、 自分たちのビジネスをよく検討して、自分たちで決めなければなりません
確かに、その時々に応じた対応というのも大切なのかもしれませんが、基本はきちんと持つべきだし、 マネージメントを行う人にはそこら辺の幹のようなものをきっちり盛っておいてほしいなと思う今日この頃。