会社の不要コンピューターの処分方法に注意!――保存された個人情報が悪用される可能性も:Internet Journey
何度もここで書いていますが... リース切れやレンタル切れで返却する端末、また固定資産端末で廃却する端末などのデータは必ずきちんと消去しましょう。データ・セキュリティ会社「Pointsec」が英国企業329社を対象に行った調査によると、 個人的パスワードが保存されている職場のコンピューターは全体の8%、 銀行口座情報が保存されているのは6%と、 個人の情報を会社のコンピューターに記憶させているスタッフが少なくないという。 しかし、不要となったコンピューターを社内で破壊処分している企業は全体のわずか17%。 また、情報保護を念頭におく専門の処分業者を利用している企業は半数以下にとどまり、 ほとんどの企業が要らないコンピューターは社員に安価で譲ったり、中古品市場に出してしまったりしていることが分かったとされる。破壊処分というのは、リースやレンタルではなかなか難しいのかな。 デル、交換したハードディスクの返却が不要となる保守サービスを開始:2006/5/10 Dellニュースリリースというサービスもあるので、 そういったサービスを活用するのも一つの手段ですね。 また、そういうサービスを使用しない場合、 社内で使用していた端末を返却または廃却する場合には、以下のツールなどを用いてデータの消去を行いましょう。 ■ダウンロードの詳細 : Windows 2000 セキュリティ ツール : Cipher.exe ツールの新規バージョン ・Windows で Cipher.exe を使用して削除済みのデータを上書きする方法 ・[HOWTO] Windows Server 2003 で Cipher.exe を使用して削除済みのデータを上書きする方法 ■DESTROY(MS-DOS / ユーティリティ) ■wipe-out -- a freeware to erase data on hard drive ■kdshred -- K Disk SHREDer -- ■Darik's Boot and Nuke (Hard Drive Disk Wipe)(@IT:Security Tips ハードディスクの内容を安全に消去 - DBAN) ■Active@ Kill Disk Hard Drive Eraser. Low Level Format. ■IBM/レノボのみ:Lenovo イノベーション ThinkVantageテクノロジー Secure Data Disposal(ダウンロード) 参考: ・パソコンの廃棄・譲渡時におけるハードディスク上のデータ消去に関するガイドライン【目次】(各社の関連情報へのリンク含) ・@IT:Windows TIPS -- Tips:ディスクの内容を完全に消去する ・情報漏えい対策ガイド (Windows 編)