病院PCがウイルス感染/千葉大医学部:asahi.com

セキュメモから。
    
千葉大学医学部付属病院は12日、院内の情報システムにウイルスが侵入し、駆除完了のめどが立っていないことを明らかにした。 1千台を超える端末でインターネットを遮断し、メールの送受信もできない状態が1週間近く続いているという。 記者会見した、同病院の高林克日己企画情報部長は「1カ月以内に駆除完了したいが、新種のウイルスなので見当も付かない」と話した。
新種のウィルスですか。 台数が台数ですけど、1ヶ月以内に駆除完了...って、ちょっと時間がかかりすぎではないか?とも思う。
同病院によると、発見されたウイルスは、中国で2月に出現した新種という。
それはもう新種とは呼ばないでしょう。
5日午前4時ごろ、女性職員が人体図を探して中国のサイトを見たところ感染したことが判明した。 同病院では「今後は新種にも対応できる機械の導入を検討したい」としている。
ウィルス対策ソフト未導入もしくは未更新だったということですよね。 インターネットに接続する端末は確かに、病院内に存在してもかまわないと思いますが、例えばネットワークを基幹系と切り離すとか、 そういったことは必要だったんじゃないかなと思う。 もし、ウィルス対策ソフトを導入することで不具合が生じる可能性があるなら、何も端末そのものにウィルス対策ソフトを導入しなくても、 ウイルス対策アプライアンスを導入するという方法もあるというのに、ここの病院のサポートを行っていた業者さんとかも居るだろうから、 そういった提案は行っていなかったのかな? セキュメモさんでhttp://medi-system.co.jp/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=198&forum=5&post_id=258では「お祈りパンダ」か? という投稿が紹介されていましたが、
WindowsとIEを使わないことだ (略) MACやlinuxでシステム構築するだけで、ほぼコンピュータウイルスの脅威から逃れることができるという現実を評価すべきだろう。 MACユーザで、ウイルスチェックソフトをインストールしている人はほとんどいない、それでも安全なのだ。
まぁ、確かにそういう方向もあるんだろうけど、Macだから安全とか言うのはどうかなと思う。 業務で使用する端末ということを考えると、最善の策を考えるべきかな。 もちろんコストパフォーマンス的な話はあるのかもしれないんだけど... 医療の現場というのはとても大切なものだと思いますので、早い復旧をお祈りします。