Mobile Security Report 2008:McAfee

「金を出せ」と要求する携帯電話マルウェアが出現:ITmediaで、Symbianはまぁ、前々から色々狙われてるので、あれですけど。
今まで、パソコンで起こっていた状況が、そのまま携帯電話にシフトした感じですね。
    
はさまざまなマルウェアの機能を組み合わせて利用し、まず携帯電話が感染したとユーザーに警告。 その後別のマルウェアコンポーネントを使ってパスワードなどを盗み出すためのSMS転送を設定する。 次いで痕跡を隠すため、Kiazha.AコンポーネントでSMSメッセージを消去し、金銭を要求する仕掛けになっている。
三段階でやっちゃいます。つい先日は、Windows Mobile対象だったかな。 携帯端末でもウィルス対策はきちんとしておく必要が益々増してきているんだと思います。 McAfeeからのMobile Security Report 2008は16ページ(3.36MB)のファイルなんですが、『モバイルサービスのセキュリティに関する不安レベルー市場別』を見ると、 日本がダントツで不安を抱えているユーザが多いことがわかります。
日本のユーザは、特にモバイル決済サービスのセキュリティについて不安を抱いています
だろうね。 Mobile SuicaとかFelicaだとか色々携帯に組み込まれている機能だけでなく、携帯電話でインターネットバンキングしてる人も結構居ますし、 かといって、4桁とはいえ、ロックを常にかけているか?というと、そうでもない。 他にも色々見ていて、国別比較が面白いんだけど、
日本のユーザは、モバイルセキュリティ機能の提供において端末メーカーも主要な役割を担うべきだと考えています。
この考えは日本独特なのかなぁとか思う。 パソコンしても、購入したときに、ウィルス対策ソフトバンドルされていればいいのにというよりは、 むしろ、MicrosoftのOSなんだから、MSが何とかすべきだよねという、もう、独占やっちゃって!という考えの年配の人は多かったりするので*1、 携帯電話になっても同じことなのかなぁって思う。 色々、興味深い内容が多いので、一読することをお勧めします。 記事:携帯ユーザもセキュリティに不安感、通信事業者に責任あり〜マカフィー調べ | RBB TODAY

*1:別に購入すると言う手間などがわずらわしく感じるそうです