ソーシャルメディアポリシーを考える
を見て、「お!ダイワニャンがtwitterを始めたのか!」とか思いそうになったんだけど、ちょっとまった、そのtwitterアカウントは本物か?ということをまず考えてみる。大和ハウスの場合、公式アカウント一覧|大和ハウス工業のように、ソーシャルメディアで利用している公式アカウントを一覧としてきちんとサイトにアップしているので、見てみると...大和犬(@daiwaken)はあるようですが、ダイワニャンには残念ながら公式アカウントがないようです。
もっとも、[twitter:@Daiwa_Nyan]を見ると、下のように書かれているので悪意のあるアカウントではないのだとは思いますが。
ダイワニャンですにゃ。はい、勿論フェイクなんだにゃ。(笑) 御本ねこ様には何も関係がにゃいのら。(爆)アメリカンショートヘアーで10歳のお嬢ですにゃん!
フェイクか(ry
公式アカウントを明確に表示している例
これらのように公式アカウントを明確に表示しておくことで、企業にとってはなりすまし予防や、ユーザにとってはそこを見ればどういうアカウントがどういうことを発信しているのかが一目瞭然なので素晴らしいことだと思います。
ソーシャルメディアポリシーを記載している例
なぜ、ソーシャルメディアポリシーが必要なのか?
はてなブックマーク - 日本マイクロソフト ソーシャルメディア利用規約 : マイクロソフトについてを見ていると、なんじゃこりゃとか書かれていますが、企業としてソーシャルメディアを利用する場合、どういうスタンスでそこに記事投稿をしているか?を明確にしていないと、困った問題が起きる場合もあります。
このMicrosoftの利用規約を見ると
当社の公式発表及び見解の発信は、当社ウェブサイト及びニュースリリース等で行っています。当社又は当社社員がソーシャル メディアにて発信する情報については、必ずしも当社の公式発表及び見解を表すものではありません。
コレは、twitterでマイクロソフト カスタマーサービスの公式 Twitterが発言した内容はたとえ公式アカウントであっても公式発表ではなく、正式な話はMicrosoft社のWebsiteにて行っていますよという話なので、twitterでこんな話MSのアカウントであったじゃん!とか書かれても知らないよって話。
また、
【利用上の遵守事項】
1. ユーザーは、公式アカウントの利用に際して、以下の行為 (以下の行為または表現を含むリンク先のURLを掲示する行為も含みます) をしてはならないものとします。
a.当社を含む第三者になりすます行為
等は、なりすましによる、ユーザや利用規約をあげている企業への不利益を起こさせないようにする話。
[twitter:@microsoft__now]がどれだけ、MSっぽいアイコンを使っていても、公式ではないしまぁ
マイクロソフトに関するニュースをつぶやきます。(Webニュースから広く情報を拾います。公式アカウントではありません)
とかきちんと明記しているんだけど、アイコンとか考えると微妙?
などニュースになっている話しもありますし、ポリシーを表明しておくことで、こういうスタンスなんだよ!ということをユーザに知らせておけることになるのかな。
イオンの場合はお客さまへのお詫びとお知らせ(pdf)で、一定期間ソーシャルメディアは利用しないよ!という状況になり、現在もソーシャルメディアに関するポリシーや規程などは設けていないようです。