まだ続いている“不十分な黒塗りデータ”からの情報漏えい :ITPro

ちょっと前の記事だけど。
    
過去の様々な事例から,黒塗りデータからの情報漏えいが発生するパターンは以下の誤った手順が多いと考えられます。 ・「Microsoft Office Word」で作成された文書データに対し,黒塗りしたい部分を「蛍光ペン」や「図形」機能で黒色に塗りつぶし加工する ・黒塗り加工を施した(つもり)の「Microsoft Office Word」ファイルを,公開用データ・フォーマットとして採用しているPDFファイルに変換する  (黒く加工した部分を固定化する効果も期待?) さらに,Adobe Acrobat上での操作として, 「PDFファイル上で再度,図形機能により塗りつぶし加工を行う」「コピーを制限する」「折り返し機能を無効にする」 「セキュリティ機能で暗号化を施して保護する」などのバリエーションもあるようです。
黒塗りにするくらいなら、公開用のファイルから、不要な文字は削除すべきだし、その文字列分スペース等を入れて形がきちんと保たれるようにするだけで、 あとは、記事にあげられるような、黒塗り加工を施せばいいと思う。 記事には対処方法なども書かれているため、そのような文章を公開するときの為に、一読しておくべき。 加えて、社内に、そういった文章を公開するような規定が無い場合は、その部分も再整備が必要だと思う。