ゆびとまに登録された350万人の個人情報は結局どうなるのか

ニュース記事なので、時間がたつとコンテンツそのものが消えてしまう可能性もあるので、kwoutで画面もとっておくことにする。
同窓会サイト「ゆびとま」突然の運営停止 350万人の情報流出懸念 - MSN産経ニュースという記事が出たのが、2009/05/31。
サービス停止に関するご報告について(5月31日)を見ると、
    
当事務局では株式会社この指とまれ による障害復旧が困難な状態であると判断し、 サービス復旧に関する作業全般及び復旧後の当サービスの管理業務につきまして「ゆびとま再建委員会」なる組織に移管することを、 株式会社この指とまれ様より承認頂きました。 「ゆびとま再建委員会」とは、このたびのサービス停止からの復旧と今後のさらなるサービス改善のために協力して頂いている複数の企業、 および当サービスを日頃よりご利用頂いております数名のヘビーユーザの方々によって構成された組織です。
となっている。 まったく新しいシステム及び、まったく新しい運営者に、個人情報の譲渡をすることをよしとしている登録者がどの程度いるか?という気がする。 そもそも、ヘビーユーザって何だろう。 ソーシャルネットワーキングサービス「この指とまれ!」「ゆびとまSNS」(プライバシーポリシー)...Internetr Archive 2008/02/08を見ると、
本人から事前の承諾を得た場合または次項に限定列挙する例外を除き、指定された範囲を逸脱して第三者に提供あるいは譲渡されることはありません。
とはあるものの、事項に挙げられた例外
弊社サービスの全部または一部が他企業に営業譲渡された場合
なので、「ゆびとま再建委員会」に業務そのものが移管されたので、情報も全部渡しちゃうよーってコトですにぇ。 でも、ユーザとはかかれてないと思いますよ<第三者 で、障害復旧が困難って、どの部分で障害が発生したのか?そこらへんはさっぱり明記されていない。
ゆびとま再建委員会」では、復旧作業が長期化する場合も想定し、旧システムを破棄し、 全く新しいシステムを新たに開発してサービスを移管することも視野に、同時並行で作業を進めており、6月14日(日)のサービス再開を予定致しております。
そういえば、ゆびとまが「この指とまれ!」事業を売却、役員逮捕で売上低迷という話もあったなぁとか。 確かに、SNS的要素を取り入れていたけど、mixiなどにも同窓コミュがあったりして、 ほとんど、同窓生と連絡を取るには「ゆびとま」ということにはなってなかったんじゃないかなぁ? 5月2日にシステム停止していた...と、ニュースに出るまで、 2009-05-17 うそつきに自慢いはせて遊ぶらん- 山頭火つれづれ-四方館日記がhatenaダイアリーで取り上げた一番古い記事になっている。 350万人の会員がいて、結局、アクティブ率はどうだったのか?という感じか。 私自身も、まだ、SNSなどがはやる昔の昔。既に抜けてしまった、プロバイダのメールアドレスで登録してはいたものの、 結局、ここ数年以上利用していなかった。 とすると、実際に登録されていた情報の中で、いまも使用できる情報って、その人の名前や旧アドレス、どこ出身か?程度にとどまるのかな? とか思ったりしなくもない。 ちなみに、私が記憶にある中で登録していた情報は、昔のメールアドレス、旧姓、出身高校、大学といったところか。