コミュニティと企業の距離感とか

このエントリーは、IT勉強会/コミュニティ運営 Advent Calendar 2016の2日目のエントリーです。
昨日(1日目)は、 snowoy さんのIT勉強会/コミュニティ運営 Advent Calendar 2016 (Adventar版) 1日目 - 13日の金曜日仏滅生まれのブログでした。

子供とネットを考える会について

IT勉強会という括りに、私がいま運営している「子供とネットを考える会」が入るのかということをまず考えないといけなんだけど、過去の勉強会一覧を眺めて、たぶん大丈夫だと思ったので子供とネットを考える会についてこのエントリは書くことにした。


過去の勉強会一覧はこち→4 勉強会・セミナー - 子供とネットを考える会


お題にしたテーマとご協力いただいた講師の企業名や立場を表にまとめるとこんな感じ。

回数 勉強会テーマ 講師
1 ソーシャルゲーム グリー、ガンホー
2 フィルタリング デジタルアーツ、現役学生
3 検索 ヤフー
4 児童ポルノ禁止法 弁護士
5 ネットと著作権 カスペルスキー日経新聞
6 ペアレンタルコントロール AXSEED
7 ネット全般 トレンドマイクロ
8 格安スマホ IIJケイ・オプティコム
9 ハッカー セキュキャン講師、セキュキャン参加者
10 セキュリティボードゲーム ラック


大いに企業に参加していただいているというか、企業の協力無くして「子供とネットを考える会」の勉強会は成り立っていないと言って過言ではないと思っています。

なぜ、企業に登壇してもらうのか

子供が使っているネット環境ってやっぱ、環境を支える企業があってこそだと思うんですよ。

企業に登壇をお願いするときに、真っ先に伝えていることはコレ。

思いっきり、自社のユーザ向けに頑張っている仕組みや取り組みを伝えてください。

参加者に「そんな取り組みをやっていたのか!」と知ってもらうことが一番の目的です。
こんなに頑張ってるのに!とか、残念ながら知られていないとか、でもOKです。

この取り組みで、どれだけの成果が上がっている!とかももちろんOKです。

という感じ。

企業に出向いていただいて、直接、企業がサービスや製品に対して抱いている思いや意気込みを参加者にダイレクトに伝えてほしい。
そう思っているのです。

だって、日常生活を普通に過ごしている中で、そういった企業の話ってダイレクトに聞くことできないじゃないですか。

勉強会運営で気を使っていること 1

そういうわけで、子供とネットを考える会は企業と絡む勉強会なんですよ。


改めて、先にあげた登壇いただいた講師に書かれている企業名をみていただくと、なんとなくアレ?って思いませんでした?


可能な限り、同じ業種でも多くの企業の取組を聞くこと。
実は、めっちゃ気にしています。

勉強会と企業の距離感については、関西圏で不定期開催している「まっちゃ139勉強会」の懇親会担当として勉強会運営をしていて学ぶことがたくさんありました。

企業の方が登壇される際に、やはり、多方向から意見を聞く必要があること。
こっちの意見を聞いたら、あっちの意見も聞く、的な。

勉強会運営で気を使っていること 2

子供とネットを考える会はIT勉強会!と最初に書いたけれども、参加者層は私が今まで参加したIT系の勉強会とはたぶんだいぶん違う。

保護者、教員、教員を目指す学生
消費者センター方面、警察関係、情報モラル関連講師
企業内セキュリティ担当者、子供

とってもありがたいことに参加者層が幅広い!

普段の生活で、そうそう接点はない人たちが集まって一つのテーマについて語り合う。

参加した人たちが、一人でも多くの人と話して、あぁ、そういう考えもあるんだと持ち帰ってもらう。
そうなってもらうためにも、参加者には話しかける。


話しかけるんです。
例えば休憩時間に、登壇いただいた企業の方に話しかけながら、そのまま参加者の人に「○○見たいですけど、どう思いますか?」的な。

そうすると、そこから、企業の人と参加者が直接対話を持つことができるし、ほかの参加者も同じような距離感で話すきっかけができる...と思って。

コミュニティと企業の距離感

どこのコミュニティでも同じような感じとはいかないけれども、企業の話をガンガン聞きたい!という場合には、こんな運営方法もいかがでしょうか?

3日目は高見知英さんです。

今日のアドベントカレンダーはなんとか、日付が変わる前に投稿できそうなのでタイムスタンプは加工なしで :-)