いろいろまとめて

横浜国立大:不正アクセスによる偽サイトの開設について(pdf)

不正アクセスされ偽のウェブサイトを開設される/横浜国立大(神奈川新聞)で知ったのでメモ。
    
同大図書館・情報部によると、偽のウェブサイトは同大大学院工学研究院のメールサーバー兼ウェブサーバーの一つに開設されており、 海外のインターネット決済サービス会社のサイトを装っていた。
海外のインターネット決済サービスってどこだろ? 現在解析中とのことですが、JPドメイン Web改竄速報を見ても掲載されていないので、続報待ち。 つか、10月後半見てみると、大学関係の改竄多すぎ。 追記:〔112〕フィッシング対策で求められる国際間連携 | 日経 xTECH(クロステック)の記事になってた。
万国共通のようだ。ブランドイメージ維持の観点からも,アクセス数やトラフィックの動向を定期的にチェックしておくことが求められる。
コレも大事ですけど、まず、きちんとサーバの設定がされているかとか、外向けに出している場合は特に脆弱性方面の情報収集なども大事だと思います。

第26回 システムのマニュアルを見直せ -利用者の視点に立って作ることが必要-:ITPro

手順書やマニュアルなどは特にユーザ部門に近いところに居ると作成する機会が増えるかと思います。
その際、専門用語の羅列、わかってるに違いないという思い込みによる指示などは逆に混乱と問合せを増やすだけだと思うので、大事なことですね。
    
ところが,企業の情報化の現場に行くと,驚くほどいい加減なマニュアルしか用意されていないことが多い。 システム構築プロジェクトのメンバーは稼働直前まで開発作業に追いまくられ,マニュアルにはなかなか手が回らない。 数十億円を投資したシステムに,数人の担当者が2週間くらいで作ったマニュアルという組み合わせは,あまりにもアンバランスである。
付け加えて、ブラッシュアップされていないマニュアルというのも多いですね。 バージョンの変更に伴い操作手順が変わった場合、 その部分だけを抜き出してあっちこっちユーザ側が探さないマニュアルはどうかとか(まだあるだけマシという考えもありますが)。

個人情報の扱いで基本的な部分が不足していると思うこととか。

アンケート裏面に個人情報 再利用紙で漏えい:岐阜新聞では、
『外部に配る用紙には再利用紙を使わないが、担当職員はその場で回収するため再利用紙を使った』という意味不明な言い訳があるし、
生徒の個人情報を紛失:札幌テレビ放送局では、
『去年8月と10月に当時1年生と3年生の資料が、今年3月には入学試験で、中学校から提出された文書がなくなりました』と、
3度にもわたり『盗まれた可能性が高い』にもかかわらず、盗難届けを出してすら居なかったり、
市税未納者に関する書類がコインロッカーから盗難 - 横須賀市:Security NEXTでは、
『市税未納者の個人情報が記載された書類をコインロッカーの中』とかわけのわからないことをして紛失/盗難にあっている。

個人情報漏洩=P2P不正アクセスによる流出だけではなく、基本的な部分で何かが不足しているような気がする。

教育だけではどうにもならないことなのかもしれないんだけど、しつこい位に念押しをすることが大事なんだろうな。
# もちろん、システム部分だとかそういうのはちゃんとがんばっておくという前提で。

「お客様情報を含んだ情報記憶媒体紛失の可能性について」に関するお知ら:丸善

お客様情報を含んだ情報記憶媒体紛失の可能性についてのお知らせ:2007/10/26(pdf)「お客様情報を含んだ情報記憶媒体紛失の可能性について」に関するお知らせ(続報):2007/10/29(pdf)
丸善のpdfに掲載されている経緯を見てみると、
10日に作業担当者が確認した際には存在した(?)本数から不足していることを23日にテープ交換時に気づいたということなので、
・本当に10日のときに受取で全数あったの?
・防犯ビデオ的にどうだったの?<つかココで問題あったら問題な気がする

バックアップを行う際のテープ保管などは、私も別場所移送などを実際にやっていましたが、
一人で確認するのではなく、複数の目で確認することが大事なことだと思います。
今後の、NTT コミュニケーションズ方面の対応も気になります。

偽造カードによる不正払出事件が発生しておりますので、暗証番号の変更をお願いします:北洋銀行

いきなり、北洋銀行のトップからポップアップで開く画面(苦笑
記事的には、暗証、誤入力1200件 北洋銀行のカード偽造 流出情報を確認か(10/26 12:44):北海道新聞
電話サービスを使った残高照会はこの一週間で約三千件あり、四割が二回連続の誤入力。 同じ期間、道銀の同様のサービスでは二千八百件の利用のうち、一回だけのミスも含め誤入力は十七件だった。
ありえない数の残高照会で発覚。 ・口座番号を問い合わせる不審電話にご注意ください:北洋銀行偽造カードによる払出しの調査結果について