「私は普通の主婦ですよ?」さて、普通って何だろう

よく、いろいろなところで「普通の主婦です」宣言をしています。
体感として8割がた否定されるんですけどね。

変身モノにおける性の多様性

史上初 男の子プリキュア誕生 シリーズ放送開始から15年 | ハフポストな記事が話題ですが、女性仮面ライダーは結構前からいましたね。
女性ライダー (じょせいらいだー)とは【ピクシブ百科事典】


今まで、女性だけが変身していたプリキュアが男性も変身できるようになった。
ジェンダーを考えるうえで、こういったことは今後も増えていくだろうし、それは多様性のある社会だなぁと感じるのです。


性の多様性といえば、駐日ノルウェー大使館のこのエントリーを思い出します。
性とジェンダーの多様性 - Norway in Japan

「オープンで寛容な、包摂/受容する社会であること」 - これがノルウェーの目標です。

職業とジェンダー

さて、性ではなく職業に目を向けた場合に一番最初に思いつくのは男女雇用機会均等法でしょうか。
自分自身の働き方を振り返ってみれば、大学で就職活動をしようと思った際に「いや、うち今年は女性を取ってないんですよ」って言われて、隣の研究室の友人が入社したのを聞いた時には、くそくらえって思ったんですけどね。
男女雇用機会均等法施行後のお話です。


転職を幾度かして、時間外労働も休日出勤も深夜業務も経験して、気づけばIT系のオシゴトを20年程度続けて今に至るわけです。


ちなみに、大学時代はIT系の単位は必修科目以外はたぶん全部落としていました。
時間をかけて、苦手ではなくなったという感じでしょうか。


まぁ、IT系とひとくくりにすると幅広くて、仕事の必要に迫られて組むバッチ以上のプログラミングとかはクッソ苦手なので、全てが苦手ではなくなったわけではないんですけどね。


そういえば、我が家の長男は幼稚園か保育園の先生を目指してるので、大学進学時に「女子大ばっかりやん!」って吠えてました。

「だって、IT苦手やねんもん」

うん、苦手な人いますよね。
ちなみに、私は主婦歴はあと数年で20年を迎えることができそうですが、別に仕事で責務を感じて過ごしているわけではないので、家事全般が得意ではないです。

「いやぁ、掃除クッソ苦手なんですわ」とかも結構放言しているんですけどね、我が家の場合、私以外の人が掃除スキルが明らかに上なのでとても感謝しています。
洗濯物畳むのも苦手です、めっちゃ時間かかります。


IT苦手と掃除が苦手はたぶん同じレベル。


でも、100均とかで便利グッズ買うとがぜん掃除をやる気が出たりして、モチベーションが変わることもあるので、これなら使えそう!とか使いたい!とか思えるツールがあるといいですよね。


ITも、パソコン苦手でもガジェット好きとか、android何それ美味しいの?レベルだけどiPhoneならよくわかるよとか、LINEはバリ使いこなしてるとかいう人もいるので、部分部分で得意なことがあったりなかったりは良くある話ですよね。

IT得意(好き)なかーちゃんは普通なのか

IT得意(好き)なとーちゃんは普通なのか。


そういえば、電化製品の配線は旦那や彼氏担当!って話を昔はよく聞いたような気がしたけど、我が家の場合は旦那さんも私もどちらも設定するし配線だってする。

そもそも普通とはなんなのか

こういう話をしだすと、結構面倒くさがられるんですけど、突き詰めるの楽しいですよね。


「普通」って何?「常識」って誰が決めたの?誰かが信じる当たり前は、他の人にとってそうではない - ぐるりみち。は2014年のエントリーだけど、「相互理解」についてすごくわかりやすく書かれている。



ジェンダーの話とか職業選択の自由とかそういうものとごちゃ混ぜにしながら話をすると、結局何が言いたいねんということになりそうなんですけどね。


要するに

私は普通ですと宣言しなくても良い世界にたどり着きたいんだろうなと、自分自身常に思っている気がしている。
とか、常に、考えるのは楽しいですね。


とはいえ「私は普通の主婦ですよ?」と、今日も言い続けながら生きているんですよ。
自分で、意見を述べることのできる世の中って素晴らしい!


世の中に感謝しながら、今日誕生日なので徒然に書いておく。