色々、似ている面もあるのかなぁって考えさせられるところもあったので、思うことを書いてみる。
コミュニティの消滅について
コミュニティの脅威は何か。起こりうる悪い事は何か。やってしまいがちな間違いは何か。コミュニティが消滅してしまうとしたら何が原因か。
コミュニティが潰れることは脅威じゃないと思う。
というか、脅威という言葉の使う場所じゃないんじゃないかなぁって。
私は、常々、色々な勉強会や活動に参加する際に、『楽しく』ってことだけを考えている。
「えー、楽しくだけ?技術習得は?向上心は?運営は?人とのかかわりは?」とか色々あるかも知んないんだけど。
■技術習得とか向上心とか:新しいことを知った!学んだ!役立った!...楽しいでしょ?幸せだよね
■運営とか呑み会すること:みんながハッピーな状況になってれば幸せ。コレってすごい楽しみじゃない? 自己満足かもしれないけどさ
■人との関わり付合いとか:そりゃ、万人がおててつないで仲良しこよしってのはムリでしょ。でも、人と付き合うことって自分自身にも良い経験だし、楽しいよ。
ちゅうかさ、コミュニティをやろう!って思った人間が楽しんでないとそこに人は集まってくるのか?別に人を集めるのが目的じゃないけど、
持続しないでしょ。そんな苦行。
だから、消滅するのは仕方ないと思うんだ。
消滅して悲しいなら、悲しいと思う人が楽しむためにやれば良い。
なので、消滅は脅威ではないし、悪いことじゃないと思う。
消滅してしまったコミュニティは、そこが活動している間に、新しいコミュニティを生んだかもしれないし、何かを誰かに伝えれたかもしれない。
消滅する理由が、例えば、運営者がオレ様万歳で参加者がコレついていけないYO!とかなった場合でも、傍から見てれば良い反面教師だと思う。
それで、続いてるなら、オレ様万歳でもきっと何かしら魅力のある人なんだよ。
コミュニティで得られるもの
コミュニティが万人に開かれているようで、実は恩恵を受けられるのは限られた人なんじゃないか?それでいいのか?ということ。
興味ない人には興味ないから。
恩恵って何なんだろう?参加して、新しいこと知ること?人脈広がるとか?仕事につながるとか?
なんだろ、そんなこと考えないといけないんだったら、そりゃ、しんどいや。
確かに、コミュニティ活動して、友達も増えた。
実際、メッセやオフラインでの普通の呑み会で、勉強会以外のことを話している頻度のほうが高い。
でも、別に出会いとかは、コミュニティに限ったことではないと思うので、それが恩恵か?といわれると別に恩恵だとは思えない。
やっぱ、上に書いたとおり、楽しみかなぁ。<得られるもの
参加が難しい人って
全国のようで実質東京だけ、とか。
子持ちの兼業主婦は日程・時間的に参加難しいとか。(こういう制約をネットの力を借りて乗り越えられるのは結局「すごい」人だけ、とか)
参加したはいいけど話について行けなくて、でも黙っている人が実は大多数、とか。
んー。
ココ最近、
IT勉強会カレンダを更新しているけど、東京だけ!って気はしなくなってきた。前はそう思ってたけど。
確かに、大きなイベント後とは東京であったり、横浜であったりするし、参加するのもそれなりに関西在住の私としては大変なんだけど。
勉強会は、色々なコミュニティが立ち上がってて、本当に色々な場所で開催されるようになったと思う。
私、ここには何度も書いてるけど、子持ち兼業主婦です。土曜日に仕事がある場合だってあるよ。
転職してからは、残業減ったけど、コミュニティ活動に関わりだしたときは、子供もまだ今よりもっと小さかったし、
仕事も、往復四時間友の会の会長やるぐらい乗り継ぎ含め近くはない場所で働いていた。
06時 起床
07時 出社+保育園に子供預ける
09時 始業
19時 就業
21時 帰宅+保育園から子供引き取る
*1
子供風呂、寝かせつけ、晩御飯準備
23時 晩御飯
...よく生活してたな。
私の場合、おうちの中の人がとの分担とかは、お互い、やれるコトを無理のない程度にやる。とかレベルなんだけど。
土曜日に勉強会にでかけたいなら、平日がんばって、土曜日に家を空けることのできる環境をつくってみる。とか、どうなんだろ?
ソレも、相方によるのか。
最近は、『コミュニティの裏の面も』のコメント欄などにも書かれているように、
・プレゼンなどのビデオ録画や資料、感想がオンラインで入手/閲覧可能
・オンラインの勉強会も増えている(勉強会じゃないけど
Oracleのオンライン
セミナとか企業がやってるのもあるしね)
ないなら、自分が開けば良い。オンラインでの勉強会のやり方とか、そういうコンテンツもあればいいのか。
InternetWeek2008で
id:hyoshiokさんが、
metaconではどんな手段があるよとか、そういう助けになれるものを共有できればいい。って言ってた気がする
*2。
でも、コンテンツをつくるのは個人であり、その中身の独自性だったりはその個人によるもんだと思う。とか言う話もあったかな。
metaconにココ最近、ちゃんとコンテンツあげてないので、そこらへんももうちょっと整理したいな。
でも、無理は禁物だと思うよ。
何のための勉強会で、何が大事なのか?ってのは、参加者も運営者も考えないといけない。
勉強会に参加しすぎで家庭不和とかたまったもんじゃないですしね。
コミュニティ屋みたいな会社
勉強会フレームワーク:さき的視点でもそういう話は見たなぁ。
それは、まぁ、利用したい人が利用すればいいんじゃネという感じ。
前に、hatenaでさきさんが書いていたときに、コメントしたけど、metaconとは別の視点で
フレームワーク作りをしたいとさきさんが仰っていたので、
色々な方法は会ってもいいと思う。
コミュニティとか勉強会で困ることって何だろう?:運営側視点
ドタキャン方面
困ること...某勉強会でドタキャン話とかあったけど、確かに、会場費が必要な場合は、高い会場を頭割りで金額設定をしていると、
あれ?足りない。という場合はあるかもしれない。
企業ではなく、個人が運営しているという点で、被れる金額というのも限度があるだろうし、あまりに、「連絡のない」ドタキャン続きだと、
人間だから、ちょっと、今後はどうしたらいいんだろう?イジェクトすべき?とか言う考えは出てくるかもしれない。
でも、ちょっとまって。その、勉強会は誰がしたくて始めたことなんだろう?
自分が知りたいこと、自分が話したいこと。ソレをするためにはじめたんだったら、そこは、最初に考えておくべきだと思う。
タバコとか嗜好品と同じだと思うんだ。
もっとも、そういうことが続くと、気持ちもなえてくるのかなぁって思う。
懇親会でドタキャンは流石にちょっと苦しいけど。そこも、どう割り振っていくかとか、考えておくべきかなぁ。
また、別の勉強会では、運営側がドタキャンしたってのもあったけど、参加者募集した上でのドタキャンは避けるべきだと思う<運営者としてみても
一人が都合が悪くなったから、勉強会はしないとかどうなのかな。移動を含む場所で開催の場合は特に。
そのための日程確保は参加者側でもちゃんとしてるわけなんだしさ。
事前に、やむを得ない事情があった場合は、きちんと説明して、今回はナカッタコトで大丈夫かどうか?別の日に振り変えるのかどうか?とか
ちゃんと、MLでやり取りしているコミュニティありますもん。
例えば、来週の勉強会が、急遽、講師が仕事の為、同一内容での別講師の確保が難しく、別日程に変更しても大丈夫かどうかとか。
コミュニティとか勉強会で困ることって何だろう?:参加者視点
ドタキャン方面
好きでドタキャンしてる人がいっぱい居るわけじゃないので、仕事なんだし、体調が悪いんだし。ってので、パスするのは容赦してほしいと思う。
でも、もちろん、連絡だとかアフターフォローはすべきだよね。だって、次もそこに参加したいし<私の場合
なので、あんまり、ドタキャンドタキャンて言われ続けると、ちょっと参加する気はなえるかも。
そうならないような人としての努力はもちろんしてるよ。
...という人が多いと思うので。
肖像権であったり諸々
流石に、許可してない場所で写真撮影はしてほしくないし、私の場合、子連れで参加することもあるので、子供が写真に写りこまない配慮はせめてしてほしい。
撮影するんだったら、子供移動させるし。
とか、せめて言えとか思う。
子連れの場合
勉強会の邪魔にならないように配慮は....してると思う。足りなかったら言って下さい。
なので、何も、子供を騒がせるつもりで連れて行っていないので、きちんと、こうしたほうが良いよとか、気付いた点があったらいってほしいと思う。
子供家に一人で置いて置けないし、保育園とかに入れる年齢でもないしとか、保育園には預けたくないしとかでつれているく場合は、
ドキドキしながら連れて行ってるんです。普段より厳しい目に。
なので、子連れというだけでイジェクトしないで下さい<今まで、ありがたいことに、ダメ言われたことないけど
で、結局何が言いたいの?
一人で参加して、会話ができない人には橋渡しになろうと思うし。
私もしてもらったことがあるので、やっぱ、そういう会話と会話の橋渡しをしてもらえるとすごくありがたい。
自分がしてもらって嬉しいことは、人にもしたいぢゃん。
...なんだか、思うままに書いたので纏まってないんだけど。
素直な気持ち。
とりあえず、言いたいコトは、疲れるコミュニティなら続けるべきではない。
参加者(というか、周りに居る人)にとっても疲れるだけだと思うし。
やってやってるとか、思うなら、ソレは違うと思うんですよ。
コミュニティの勉強会に参加してみて、こんなコトがあった。あんなコトがあった。
いい面も悪い面も、運営者も参加者も、ぜひ、
「門外不出」のセキュリティ系勉強会 − @IT自分戦略研究所にある、
お便り募集中!
本連載では、皆さんが実際に勉強会に参加した感想のお便りを紹介したいと思います。
そこで、「IT勉強会でこんな発見をしました!」という一言レポートを募集します。ぜひ、jibunあっとまーくatmarkit.co.jpまでお寄せください。
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