親子の日常会話から考える諸々のモラルなこと。
このエントリーはどんな「情報モラル/リテラシー」啓発をしたい・聞きたい? Advent Calendar 2018の21日目の投稿です*1。
今年は、いろいろなアドベントカレンダー話を12月に入ってから書いたような気がします。
情報モラルの講演を学校に読んでいただいてお話する立場として、子供とネットを考える会の運営者として、子供のプログラミング教育について。
今回は、おうちの人として親子で会話する中からモラルについて啓発したいというか伝えたいことを書こうと思います
親子で読みたい利用規約
「初めての利用規約」というタイトルで「インターネットの安心安全な利用に役立つ手記コンクール」に手記を寄せさせていただいたのは2014年のことです。
2016年には「成長とともにルールも柔軟に」というタイトルで続編となる話を書かせていただきました。
利用規約の中には様々な事柄が書かれています。
やっていいことダメなこと、罰則はどうなのか、権利が何処にあるか、何かもめごとがあったときにどうするのか...などなど。
大人が法律等に則って書いている文章なので、子供だけで読むには難しい。
でも、大人のサポートがあれば読むことが決して不可能ではない約束事です。
我が家はipod touchを筆頭に、さまざまな利用規約を子供に読ませました。
もうそろそろ高校を卒業する長男は利用規約のどこら辺を読めばよいか、なんとなくポイントはわかるようになったと言っています。
クリスマスにサンタクロースが一足早く届けてくれたSwitchの利用規約を、弟と二人で読みながら説明している様子を見て育ったなとホロリとしたものです。
サンタクロースはコピーしない
ところで、サンタクロースが一足早いプレゼントを我が家に届けてくれたのですが、次男はというと「やったー!サンタクロースの良い子リストに俺載ってた!」と大喜びをしていました。
次男曰く、サンタクロースは製品を手に入れれば、北のほうにあるサンタクロースの工場でせっせと複製に勤しんでいると思っていたとのこと。
長男は、それだと権利侵害になるのでサンタクロースはしっかりとお忍びで玩具を買い占めているのだと説明していました。
サンタクロースが玩具をどのように手に入れるかどうかは、私にはわかりかねますが、親子で話すこと兄弟で話すこと、全てがなにがしかのヒントになっているのかなとか。
情報モラルだなんだという前に
ネットの話やスマホの話をする際に、情報モラルって難しい!と忌避意識を発動する前に、そもそも、やっていいことダメなこと、相手がどう感じるかなど、多くの人といっぱい会話をして考えて、感じると良いんじゃないかなと思います。
*1:パタパタして書いたのは24日になってしまいました