Facebookの日本語イースターエッグ「大丈夫」「おめでとう」と英語でいろいろイースターエッグ

2018-01-06 - 家庭内インフラ管理者の独り言(はなずきんの日記っぽいの)を書いた後に、Facebookでフレンドに聞いたら他にもあることを教えてもらった。
せっかくなので纏めておく

大丈夫

いいねの親指立てたアニメーションがバウンドするアニメーション
英語だと「you got this」で同じアニメーション

おめでとう

風船がクラッカーから飛び出た風なアニメーション
英語だと「congrats」や「congratulations」で同じアニメーション

英語のイースターエッグ xo

ハートが両端から飛ぶアニメーション

英語のイースターエッグ best wishes

画面下部から両手が出てきて、手のひらの中から星が舞い飛ぶアニメーション

詐欺サイトを見つけた場合の通報先など

先日、友人 id:ohesotoriマイクロソフトのサポートを装った詐欺に遭遇したが、通報先が探しにくいわ!という話をしていたので、以前調べてメモしていたものをブラッシュアップして公開することにした。

マイクロソフトのサポートを装った詐欺について

ちなみに、マイクロソフトのサポートを装った詐欺は既にマイクロソフト社によって注意喚起が公開されているため、どんな詐欺なの?という方は事前にチェックをしておくことをお勧めしておきます。
知っておけば、対応あるからね。

マイクロソフトのサポートを装った詐欺にご注意ください - News Center Japan(マイクロソフト)

本画面が表示されたお客様は、「Ctrl」「Alt」「Del」の3つのキーを同時に押して「タスクマネージャー」を起動してブラウザーソフトを選択し、「タスクを終了」してください。偽警告画面を閉じることができます。


こんな感じです。

ただし、タスクマネージャーからブラウザーソフトを強制終了した場合、次回、改めてブラウザソフトを起動すると、前回のセッションを復元するかの確認が出るため、セッションを復元しないようにしましょう。

また、もしかして、感染とかしちゃったかも?と不安な場合には、マイクロソフトが提供している無償のソフトウェア (Microsoft Safety Scanner)を利用するとよいでしょう。

マイクロソフトのサポート詐欺の通報先はどこ?

マイクロソフトを装ったフィッシングサイトに出くわした場合には、テクニカル サポート詐欺について報告するための特設サイトがありますので、そちらから通報を行いましょう。

テクニカル サポート詐欺について報告する(Microsoft)
詐欺会社の Web サイト アドレス (URL)がわかる場合には、ぜひ通報をしてください。


URLどこよ!という場合、インターネットエクスプローラーですと、メニューバーの[表示]→[エクスプローラバー]→[履歴]をクリックし、履歴を表示することができます。今日、遭遇したのであれば、「今日」をクリックして開き、サポート詐欺が表示されたサイトの上で右クリックをし[プロパティ]をクリックします。
 

表示されたプロパティ内の「インターネットアドレス」が当該URLですので、それをコピーしてメモ帳などに張り付けておくと通報に利用することができます。

その他の通報先について

マイクロソフトのサポートに通報するだけでは不安!明らかに悪質!という場合には、インターネットホットラインセンターを活用するとよいですよ。
インターネット上の違法情報の通報フォーム - IHC

このフォームからは以下のようなサイトの通報ができますし、マイクロソフトのサポートに入力するより入力項目が少ないため、ちょっと入力する時間があまりないなぁという場合には、せめてこちらに通報していただけるとより良いインターネットに貢献できるはずです。

振り込め詐欺関連(預貯金通帳や携帯電話の売買)の情報や、フィッシング、他人のIDやパスワードをさらす行為(不正アクセスを助長する行為)

マイクロソフトの会社以外の詐欺サイトを見つけた場合にも、インターネットホットラインセンター(IHC)は一番良い窓口だと思います。

Amazon AWSの不正利用を見つけた!

AmaznのAWSを不正利用してフィッシングサイトが構築されていることが分かった場合には、Amaznにダイレクトに通報をしましょう。
残念ながら、通報フォームが現時点で英語のみですので、少し敷居が高くなっています。
Amazon Web Services

Yahooの不正利用を見つけた!

フィッシング、アカウントの売買、名義貸しの勧誘など、Yahoo! JAPAN を不正利用しようとする情報についての通報ができるため、Yahoo!JAPANに成り済ましたフィッシングサイトも通報は対象となっています。
日本語なので安心して通報できますね。
Yahoo! JAPAN - 「Yahoo! JAPANの不正利用」に関するご報告フォーム

Googleの偽サイトを見つけた!

Googleの偽サイトも一時期はやりましたよね。
明らかに、Googleを騙っているサイトだ!という場合には、Googleが専用の通報サイトを公開していますので、活用しましょう。
Google の商標 - Google 検索 ヘルプ

Google広告がフィッシングサイト誘導にに利用されている!

Google広告がフィッシングサイト誘導に利用されている場合には、AdWordsのポリシー違反ということで通報が可能です。
以下のフォームで「広告がその他の AdWords ポリシーに違反している」を選択すると次のページで「フィッシング」であることを報告できます。
AdWords 広告についてのご意見 - AdWords ヘルプ

その他のGoogle関連の詐欺の通報をしたい!

現時点で英語のみの誘導サイトですが、Gmailの技術サポート詐欺などの通報もこちらのリンクから通報することができますので、自動翻訳で確認しながら通報を試してみてください。
Avoid and report Google scams - Google ヘルプ

Googleとは関係ない悪意のあるサイトをGoogleへ通報したい!

MicrosoftでもAmazonでもYahooでもない!という場合や、個人情報を入力して通報するのはなぁ...という場合には、Googleへの通報も有用です。
フィッシング詐欺の報告

サイト運営者で、正常なサイトにも関わらずGoogleに不正なサイトと表示されてしまう場合には、訂正するための通報もできますので、サイト運営者の場合はこちらをチェックしておくことも大事ですよ。
フィッシング警告の誤りを訂正

日本の通報機関に通報したい!

日常生活をしている上ではなじみ深くない団体ですが、日本国内のサイトに関する報告を受け付けているJPCERT/CCも実はフィッシングサイトの通報フォームを公開しています。
情報提供だけでなく、関連サイトへの連絡なども一手に行ってもらえますし、画像を添付して通報することもできますので、もしかすると一番通報しやすいかもしれませんね。
JPCERT/CC インシデント報告システム

フィッシングサイトではなく、フィッシングメールの通報をしたい!

受信したフィッシングメールの通報を行うには、フィッシング対策協議会のメールアドレス宛に転送するだけでOKですので、アドレス帳に「フィッシングメール通報専用」などと名前を付けて登録をしておくと便利ですよ。
フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan | お問い合わせ

まとめてフィッシングサイトのURLを通報したい(2018/01/08追記)

先に紹介したフィッシング対策協議会に、「フィッシングサイトURL提供」について案内したページがありました。
URLをメールに書いてフィッシング対策協議会のサイトに記載されたアドレスにメールを送れば、『フィッシング対策協議会会員、もしくは、オブザーバの中で、フィッシングサイトへのアクセスを遮断するソフトウエアやサービス (ブラウザ、ウイルス対策ソフト、ツールバーなど) を提供している法人』に情報を一気に提供してもらえるとのこと。
2017年9月時点で28社に情報提供を行ってもらえるようですよ。
フィッシングサイトURL提供

メールでフィッシングサイトのURLを送る場合、Gmailを利用して情報共有を図った際に、Googleがリンク先URLを見事に消し去ってくれた過去もあるので、自分自身がスパマー扱いされてしまわないかと少しドキドキしてしまいそうです。

都道府県のサイバー犯罪対策課に情報提供をする(2018/01/08追記)

京都府警ネット安心アドバイザーとして、先日、京都府警のサイバーの方からお伺いしたのですが、警察に情報提供をすることで警察から関係各所に情報を提供してもらえるとのこと。
都道府県のサイバー犯罪対策課の相談窓口は警察庁がまとめていますので、そちらも参考になさってみてください。
都道府県警察本部のサイバー犯罪相談窓口等一覧

「電脳犯罪対策探究会」に京都府警ネット安心アドバイザーとして参加した


2017年12月16日に京都駅前キャンパスプラザ京都にて「電脳犯罪対策探究会」が開催されるとのことで、京都府警ネット安心アドバイザーとして参加をした。

イベントそのものは京都新聞にて記事が紹介されているため、こちらも紹介しておきます。
screenshot
サイバー犯罪対策、学生らアイデア提案 京都で「探究会」:京都新聞

京都府警ネット安心アドバイザーとして話をしたこと

普段、京都府警ネット安心アドバイザーとして京都府下の高等学校などを全てのアドバイザーが同じスライドにて講演を行っているのですが、「電脳犯罪対策探究会」では、アドバイザーとして何か問題的をして欲しいとの要望を京都府警サイバー犯罪対策課より頂戴したため、KOFでも話をしたネット広告についての話題を取り上げることにした。


話した内容はざっくりこんな感じ


私が話をする前に、京都府警サイバー犯罪対策課からもワンクリック詐欺等の話に触れられていたため、そういった話も交えながら30分程度話をさせてもらった。

イデアソン巡回

参加した高校生や大学生が10チームに分かれてアイデアを出し合うとのことで、アドバイザーとして各班を巡回しながら、ヒントなどをお話させていただいた。


その際に紹介したサイトなど。


IoTについて考えるチームや、認証システムについて考えるチーム、セキュリティ啓発教材について考えるチームなどがあったが、全般的に教材を考えるという方向が多かったような気がする。

スライド作成について

イデアを出し合って、スライド等で発表を行うということになっていたため、全般的にパワーポイントを利用しているチームがほとんどだった。
オフィスソフトの標準機能であるオブジェクトの等間隔配置や上寄席などを知らず、図形をマウスで微調整している場面に遭遇したため、パワーポイントの使い方について少しアドバイスを行ったチームもあった。


図、図形、テキスト ボックス、またはワードアートを整列または配置する - Office サポート


また、Googleドキュメントのスライド機能を活用して、スライドを共同編集しているチームもあり、アイデアを出しながら編集することはオフラインでスライドを1枚ずつ作成するよりもスムースに情報共有できているように見受けられた。


文字だけのスライドではなく、イラストを交えてスライドを作成しているチームの大半がかわいいフリー素材集 いらすとやを利用しており、別のチームなのに似たような印象を持ってしまう部分もあったので、利用素材についてはもう一考する時間があるとよさそうだと感じた。

全体を通して感じたこと

企業の参加もあったため、高校生や大学生が企業から直接意見を得ることができるというのは良い場だったのではないかと思う。
テーマがセキュリティ対策というざっくりした内容だったにもかかわらず、アナログにしろデジタルにしろゲームといった遊び要素を利用した啓発がもっとも多い発表になったようなので、これ以上限定したテーマにしてしまうと同じ発表が続きそうだと感じたため、テーマは「ざっくり」がやはり良いのだろうと感じた。


次年度もたぶんあるようなので、また参加したいなと感じている。

子供と作るアイロンビーズ

少し投稿が遅れましたが、この投稿は、アイロンビーズ Advent Calendar 2017 Adventar 12日目の投稿です。

アイロンビーズとの出会い

アイロンビーズは、子供が通う学童保育でよく利用されるため、我が家の子供にとってはとても身近でクリエイティブなツールです。


とはいっても、低学年児から育てる情報リテラシー/「子供/保護者/学校」×「情報リテラシー」 Advent Calendar 2017 #safewebkids - 家庭内インフラ管理者の独り言(はなずきんの日記っぽいの)で取り上げた夏休みの宿題として購入したのが、我が家に初めてアイロンビーズが来た日でした。


低学年児の子供が一人で遊ぶには「アイロン」というハードルはとても高いものです。
保護者がアイロン係となって一緒になって楽しむという工程を加えることで、子供も遊ぶことができるのですが、学童保育では指導員の先生方がそその役目を担ってくださっています。

我が家にあるアイロンビーズは4色

夏休みの宿題としてアイロンビーズを利用するにあたって、さすがに販売されている全色を購入することはできなかったため、4色を決めて購入しました。

彼が作りたかったのは『ピカチュウ
ピカチュウといえば「黄色」のボディー、「赤色」ほっぺ、「黒色」の目や鼻、「白色」の目の輝き。


Excel方眼紙を使って、ピカチュウの絵を書き、その後アイロンビーズを並べるという手順です。
カプコケコもピカチュウカラーと同様に作ることができました。

大きなものはこのように下絵を作って作成をします。

でも、小さいものは?

例えば、ポケモンボールのような円形の形が明らかに決まったものは、子供でも下絵なしで作成することができます。


4色で何ができるか?
そんな縛りがある、現在の我が家のアイロンビーズですが、そういった縛りの中にも子供は様々なイメージを描くことができるようです。


ちなみに、今度はニャビーを作る予定です。

13日目の投稿はアイロンビーズAdvent Calendar2017 13日目の記事(遅刻組w): 毎日が楽しいねっ☆ です。
遅くなってすみませんでした><

低学年児から育てる情報リテラシー/「子供/保護者/学校」×「情報リテラシー」 Advent Calendar 2017 #safewebkids

★これは「子供/保護者/学校」×「情報リテラシー」 Advent Calendar 2017 - Adventarの9日目の投稿です。


「子供/保護者/学校」×「情報リテラシー」に関する内容であればどんなことでもOKです。
という条件の元、前回は高校生の息子の周囲のお話を書かせていただきましたが、今回は小学校低学年の息子の話を書かせていただきます。

情報リテラシーとは何か

Googleに「情報リテラシーとは」と聞けば、Wikipediaの項目を以下のように表示してくれる。

情報リテラシー(じょうほうリテラシー、information literacy)とは、情報 (information)と識字 (literacy) を合わせた言葉で、情報を自己の目的に適合するように使用できる能力のことである。「情報活用能力」や「情報活用力」、「情報を使いこなす力」とも表現する。


我が家の低学年児が、どのように情報を使いこなしているのかを改めて考えてみる。
TV CMで「OK Google」と言うのを聞けば「お母さん、スマホ貸して」と声をかけてきて「明日の天気は何ですか?」「あなたは誰ですか?」「妖怪はいますか?」なんて質問をしているところを見ると、テレビの画面に表示されたものを自分なりに使いこなしてみようと活用しているようだ。


そういえば、仕事でコルタナの動作確認をしていた際にも「コルタナさん、ゲームがしたいです」なんて横から割り込んできていた。


高校生の息子は「ヘイ、Siri!関西弁でしゃべって!」なんていって「なんでやねん」と突っ込み返されていた。


彼らの情報活用は、音声から始まっているんだなぁと何気なく感じる日々を過ごしている。

思考を先につなげるもの

我が家には、かーちゃんの趣味の本が気が付けば増えていて、その中には子供向けの書籍も存在している。
   
などなど。


我が家の低学年児は、それらの本を読みながら、なんとなくコンピュータって何かな?情報ってどう処理するのかな?なんてことを空想するのだ。

思考の先に、体験を少し付け加えてあげると彼はかーちゃんの想像のはるか先を自ら進んでいく。


最初に参加したのは、ITな女子会(1)〜手乗りロボット「Ozobot」でアイディアソン体験!
ここで、Ozobot楽しい!GLICODE楽しい!を体験した。
次に、参加したのがOSC Kyoto 2017でのワークショップ「アイロンビーズでかわいくディジタル画像の仕組みを学ぼう!」
ここで体験したアイロンビーズ体験は、夏休みの宿題に活かされることになった。
 
[左:OSC Kyoto/右:自宅での追体験]

図案を書いて、それを4進数化し最終的に16進数に変換させて暗号表を作成する。
夏休みの宿題として提出したそれは、親馬鹿的に本当に素晴らしいまとめも書かれて仕上がっていたと思う。

残念だったのは、学校の先生の感想が「アイロンビーズ頑張ったね」で、終わってしまったところだろうか。
彼の頑張りは、アイロンビーズをする以前にあったのだけれど。


最近参加したところでは、母校である大阪電気通信大学のテクノフェアでのMicro:bit体験。
何よりありがたかったのは、当日、学校生協でMicro:bitを購入して帰ることができたということだ。
ここで初めて、我が家の低学年児は「マウス」の操作を行った。
今までは、スマホにしてもタブレットにしても音声や画面へのダイレクトタッチで操作をしていたので、「マウス」という新しいアイテムを手にしたことがよほど楽しかったようだ。

Ozobotは確かに紙に書いた線の上をトレースして動作し、色の並べ方で命令を機械に送ることができるけれど、「色の配列=命令」が彼の中でいまいち結びつかなかったようだし、GLICODEのような画面の中での命令実行はいま一つワクワク感が足りなかったのかもしれない。

「光らせる」「音を鳴らす」などの命令が、そのままMicro:bit本体に指示されて、実機がその命令通りに動作することはなんとワクワク感を伴う体験なのだろう。

 
[左:テクノフェア/右:自宅での追体験]

普段は家で開くことがない音楽の教科書を眺めながら、あーでもない、こーでもないと試行錯誤しだす。
Micro:bitに命令を送るためには、ファイルをMicro:bit本体にドロップしないといけないため、「ファイル」の存在を理解し、それをドロップすることで命令が送られることも体感する。

誤った場所にドロップしては一大事なので、慎重に、マウスを操作することも覚える。
音楽の教科書を眺めていると、何度も同じ音やフレーズが続くため「くりかえし」の命令を覚える。


思考の先に、体験を追加してあげることで彼は自ら学習をするのだ。

そして、また本に回帰する

独学もまた楽しいものだけれど、もっと何かできないだろうかという欲求は必ず生まれる。
そうした時に、何を提示してあげればいいのか考えて、結局、本を買うことになった。


情報を活用していく中で、インターネットはとっても便利で新しい情報はたくさん溢れているんだと思う。
しかし、本を読んで、そこから改めて得る知識もあるだろうし、繰り返し読むことで吸収されることもあるのではないかと感じている。

基本は遊びの延長でいいと思う

そういえば、コンピュータを使わない情報教育アンプラグドコンピュータサイエンスの中で、二進数の暗号の話があった。
いっそ、指遊びとして2進数を教えてみようかと思い、「片手で31まで数えることができるよ」と我が家の低学年児に伝えてみたところ、キラキラした目で教えて欲しいとせがむのだ。
せっかくなので、指で数える2進数 : 理系じゃなくても知りたくなる!!“数学・数字に関するトリビア” - NAVER まとめ の画像をトイレの壁に貼ってみた。


そうすると、トイレの中から「1、2、3...」と声が聞こえてくるのだ。
これを貼って面白かったのは、高校生の息子が「お母さん『4』」と中指を突き立ててくるので「『1』」と言って親指を下に向けて返すとか、人としてどうかという親子のやり取りが増えたことだろうか。
加えて、息子たちが風呂に入っていると、二人で数を数えている声が聞こえてくる。


昔、自分たちが小さかったころ、遊びの中で得た知識や知見が「あれをこうすると楽になるんじゃないか」とか「あれをこうしたら危ないに違いない」なんて活用する情報になっていたように、彼らも遊びの中から様々な情報を活用する能力を身につけていくのだろう。

【子供/保護者/学校】×「情報リテラシー」 Advent Calendar 2017 の10日目は、よしだともこ さんの子どもも保護者も学校の先生も。今も将来もみんなが幸せに生きるために・・です :)

「スマホ世代の子どものための主体的・対話的で深い学びにむかう 情報モラルの授業」レビュー

「情報モラルの授業」を読んだレビューです。

書籍の紹介


スマホ世代の子どものための主体的・対話的で深い学びにむかう 情報モラルの授業
※ 子供とネットを考える会のトラッキングIDを入れています

レビュー

保護者の立場として、ネットやスマホの話をする人の立場として書籍を読みました。
「授業」と書かれているだけに、板書例が書かれていたり、授業の展開方法のTIPSが書かれているのですが、学校の先生だけでなく保護者としても子供とネットやスマホの話をする際にどのような質問をすれば子供から話を引き出しやすいかのヒントになりそうです。


授業用のワークシートも、スマートフォンを買い与える前に約束を決める参考にもなるため、保護者も共に学ぶという意味でこの「情報モラルの授業」の書籍は読んでおきたいものです。


個人的にいいなと思った場所は『情報の信頼性・信憑性』を取り扱った実践事例の考える時間の一文です。
以下、抜粋。

では、正しい情報であれば拡散をしてもいいのでしょうか。


スマホで見た画面は簡単にスクショで友達に送信できますし、受信した友達は、また別の友達にそれを転送するかもしれません。
友達の友達へ、そのまた友達へ。


そんな日常を私たちはネット上でよく目にします。
「●●さんが行方不明」「●●さんが〜をしていた」「ニュースで●●が〜」などなど。
これは、子供だけでなく、大人も考えておくべきことだと常日頃から思っています。
よく、『誤った情報を拡散しないようにしましょう』や『チェーンメール*1は転送しないようにしましょう』なんて言葉を耳にしますが、正しい情報についてはあまり論じられていないような気がします。


また、常日頃から子供とネットを考える会でお話している「ウソで脅さない」「行き場のない不安で終わらせない」という話と同じように、『スマートフォンのポジティブな使い方』内に「ここがポイント」と書かれている項目もまた、子供や保護者の前で話をする立場としては心に留めておくべき言葉が書かれています。
これは、ぜひ、書籍で読んでいただきたいのでここでは抜粋しませんが。


購入者を対象とした、資料提供サービスなど書籍だけには収まらない情報もふくめ必見ですので、ぜひ、一読どうぞ。

*1:今や死語となった言葉