ネット安全安心全国推進フォーラム〜インターネット社会を生き抜く子供たちのためにの内容たれながし

2012/03/17に文科省で実施されたネット安全安心全国推進フォーラム 〜インターネット社会を生き抜く子どもたちのために〜 プログラム概要:文部科学省に参加したのでその内容をただ書き止めたものなので、中身を読みながらいろいろなことを考えるきっかけになればと公開します。
参加中の感想を除き全体的な感想や参考資料URLなどは別途参照。
私自身のフォーラム内での感想は こんな感じに→#で書き出し赤色で太字にしておきます。

■開会挨拶:文科省スポーツ・青少年局長:久保公人さん

青少年インターネット整備法制定から3年
法の改正改定に向けて取り組んでいるところ
今日のフォーラムの説明

■基調講演:そうか!なるほど!子供たちとケータイ〜現状から学べる、未来の担い手たちの育み方〜
 尾花紀子さん(ネット教育アナリスト)
インターネット教育は子供たちだけでなく大人も含めた教育が必要
子育てをしながら情報収集を行い全国で話をしてきている

資料は発表内容と別物
資料は学年別にまとめた役立つもの
# 幼小中高別の対応資料 めっちゃわかりやすいどっかに公開されてないかな?あとで調べる

子供たちの生きる社会の現状
・大学のレポートは圧縮してメールで送る
 # 大学の授業とか見ててもデータで提出だもんなぁ・・・圧縮してないけど
 → 教務課の先生も細かい方法を知らないので、自分で調べて当たり前にできるようになる必要がある
 圧縮方法を知らなくて提出できなくて大騒ぎになったこともある
 大学の先生も教えないので子供任せ
 学業を行う上のポイント
・アルバイトや就活面接も本人宛のメールで通知
 少し前は、インターネット経由じゃないと受け付けない会社が増えてきたよ
 今は、家庭が留守の家庭もあるので、電話ではなくメールで個人宛にやり取りするのはふつう
 自分自身でやり取りが可能な人材かどうかを試す為に人事がメールを送る場合も
 友人同士のメール気分で「了解です」だけ返信する学生も → シグネチャなし 就職活動にもマイナス
 # ないわぁ

・大人の大人力テスト:国際成人力テストがスタート<世界的に
 # ナニソレあとで調べる
 テスト項目として、
 ・与えられた内容を適切なソフトウェアを用いて作成する
 ・きちんとしたセキュリティ内でインターネットショッピングができる
 などが含まれている
 →大人が敬遠していると、子供がマイナスの生き方しかできなくなる

カーリル 日本中の図書館を結んだ画期的データベース
 http://calil.jp/
 個別の図書館のDBには販売目的ではないので表紙を表示することができないが、カーリルはAmazonと提携して表紙が表示される
 国が作ろうとしたときに膨大な費用がかかるため、とん挫した
 慶応大学卒業生が数人で作り上げたシステム
 → 今の子供たちは、ツール同士の組み合わせを発想できるので新しいシステムが出来上がる文化・世代
   子供たちの中にアイデアが眠っている
   大人は子供たちの芽をつぶしてはいけない
保護者は何をしたらいいの?

1時間目:災害時を考える
 安全のために持たせるので危機管理を持つこと
2時間目:大人が気を付けたいこと
 携帯はおもちゃじゃないプレゼントじゃない
3時間目:フィルタリングの正しい知識
 設定すると何が安心で外すと何が起きるのか?

子供たちを守れるのは身近な大人しかいない

1時間目:緊急時・災害時を考える 安全のために持たせる携帯だからこそ敬遠せず危機管理意識を持って
 東日本大震災の話
 2012/02/03の帰宅困難者訓練の話
 ・大型スクリーン、地域のみのエリアメール、ワンセグ活用等
 ・年配者はtwitterSNS苦手、ラジオなどがいい
  → 一過性、ラジオをメモできるか?、地図が表示されるか?
    twitterSNSは何度も見直せる、聞き逃したら終わりじゃない、携帯で見に行ける情報のほうが役に立つ
 ・命を守るために最低限のスキルを身に着けておくべき
 ・なぜそう伝えるのか?
  →子供を守るのは何か?を考えて、携帯の有用性を考えるべき、便利なものは使われるのではなく使いこなす
 ・災害時帰宅支援ステーションのロゴの話 コンビニには貼ってありまっすよ<初めて見たよ!関西でもあるんかな?
  →水、トイレなどの提供や、道路状況のインフォメーションがある場所
   ここに来ればネットや充電がつかえるサービスがある場合もある
   知らないと何もできない
 帰宅手段を失った時に
 ・電話回線 → 緊急通報用制限
 ・メール回線 → 一斉アクセスでパンク
 ・ネット回線 → 自由につながる
 保護者:帰宅できない保護者は心配が募るばかり
 高校生:SNS(mixi)を活用
     ・ログイン時間で無事を知らせる
     ・呟きを利用して状況を伝える、帰宅難民者を救う
     ・大人はSNSを利用出来ないので、メールを使うだろうから、SNSを使おう
      メール回線はネットを使いこなせない大人につかわせよう
 何故、立派な賢い使い方が大人に伝わらないのか? → 賢い子はクローズな環境で大人に見えないように良い使い方をしている
 # もう少し、私もいろいろな小中高生の話を聞いていきたいなぁ・・・

 2012/03/11 横浜の保育園で・・・
 園長先生はtwitterをしていた、twitterで子供たちの無事や就寝などの様子をツイート
 → 園長先生のtwitterを知っている保護者は都内にとどまる、知らない保護者はけがをしながらお迎え
 # 危機発生時のこういう情報入手はありがたい。

 安全安心を考えると、ネットを使ったやり取りを覚えておくと役に立つ

 災害時の停電も携帯電話使える?
 ・基地局には、緊急用バッテリー有 → 直後は使える可能性があるので、テレビや固定電話より良い
 ・移動基地局や移動発電機も発動 → 道路が寸断されなければ優先情報網よりも早く連絡が取れる

 震災時に役立った携帯
 ・懐中電灯として 携帯の明かりを頼りにローソクを探す
 ・電話として
 ・テレビとして ワンセグで報道番組をチェック
 ・チリ高山や、NZの地震でも 命をつないだのは携帯

 子供の携帯本体にロックはかけてはいけない → 救急隊員が探すのは携帯、身分証明書代わり、発信履歴から連絡先を探す
 ・子供と親の信頼関係を築いてロックをかけられない親子関係を
 ・アドレス帳が不安な場合は、機能別ロックを
 充電切れにならないように電池は大切に
 ・圏外の場合、電池を消耗しないようにゲームや音楽を楽しまない
 # ロックかけないという危機対応は目からうろこ、機能別ロック大事。

2時間目:大人が気を付けたいこと 携帯はおもちゃでもご褒美でもプレゼントでもない
 ファミレスで騒ぐ子供に携帯を渡してゲーム機代わりにさせる親 → 携帯=ゲーム機という刷り込み
 いい点数を取ったからプレゼントする親
 # こないだ資料作るときにヒアリングした親の人は、みんな持っててゲームしたいからって理由で買い与えた言ってたな
 # うちの場合は、わたしがぶっ倒れて入院した時に時に小学校の先生に相談して持たせた

 本当に必要かどうかの確認をすること
 1 誰と誰が持っているの?
 2 何のために持っているの?
 3 みんなはどういう風に使ってるの?
 4 どうして携帯が必要なの?
 →ここでようやく持たせるかどうか判断

 持たせる必要がありと判断したら、購入した携帯を貸し出して保護者が管理しながら試用期間を設ける
 基本はリビングに置いて、必要に応じて貸し出す

 新・学習指導養老が大きく変わった
 18歳までにインターネットや携帯を s/使わせる/学ばせる/

 自衛のリテラシがなければ鍵付でも危ない
 ・twitterのアカウント鍵付でも・・・
  フォローが承認制になる
  ツイート読めるのは承認ふぉろわーのみ
  公式RTされない
  →でも、外部投稿サービス(Twitpic、yfrog)などを利用した写真投稿で漏れる
   公式の写真投稿サービス(公式Web、iPhone用公式アプリ等)を利用
  でも安心できない → 承認ふぉろわーの悪意やうっかりはコントロールできない
 本当に出して大丈夫な情報以外は出さない
 子供が事件などに興味があるときに、何故?を確認すると子供の学びになる

 他人に迷惑をかけない、不快な思いをさせない子供に育てる → 今までの規範意識をしっかり育てることが大事

 ネットは公開メディアを忘れている以上に問題が
 ・入試問題を聞くYahoo知恵袋の画面キャプチャ → 誰も忘れてくれない
  少年法で守られても、近所の友達は知っている
 ・父親から聞いた未発表商品とCMタレントをつぶやいた高校生
  父親の機密保持契約は?
 ・大統領機の飛行計画をブログに掲載した管制官
 ・Twitterに万引き行為をさらした学生
 ・無差別殺人書き込みで携帯ゲーム機を使用して逮捕された子供<ネットできるのは携帯電話だけではない、ゲーム機だって・・・

 → 子供たちを守るためにネットにつながるデバイスが何か?を知る必要がある

 大人の言動を見て子供が育つ
 ・家で携帯を使用するな → PTA電話は携帯で行う母親
 ・食事中携帯を使用するな → 父親が食事中に携帯で仕事の電話
 大人は良くて子供はダメなの?
 大人も子供と同じルールやあモラルも守ることが必要

3時間目:フィルタリングの正しい知識
青少年〜法 18歳未満の子供にはフィルタリング義務付け
 ・ホワイトリスト方式
  ○だけ見せる
 ・ブラックリスト方式
  ×は見せない
  →グレーゾーンはブラックリスト方式だと見えてしまう
 システムの力で18歳未満は守る
 最初はシステムの力を大きく、徐々にシステムの力を減らし、考える力を増やす
 ・天守閣だけ → 城内まで → 城下町まで → 関所超えてもおk
 # このたとえめっちゃわかりやすい

 コミュニティサイトに起因する児童被害の事犯に係る調査結果
 ・93.9%の被害児童がフィルタリングなし
 ・EMA認定されていても被害児童の6割はEMA認定サイトで被害

 EMA認定は健全サイトではない → マスメディアの刷り込み
 EMA認定サイトは18歳未満に適した環境が用意されているだけ
 ・各種機能制限
 ・監視強化
 →フィルタリングを利用していても機能制限された中で子供が活動できる
  利用しているから18歳未満という信号を流せる
  利用していないと大人と同じサイトが利用できる
 スマホWiFi経由でアクセスすると、フィルタリングがつかえないので大人の世界に・・・
 # こないだの大プ会で哲太郎さんが言ってた話

最後に
 リスクとメリットを話しながら子供と共に歩む
 ・ネットではメリットの反対はデメリットではなくリスク
 ネットは善い人には素晴らしい道具であるように、悪い人にとっても都合のいい道具

 友達紹介をするとポイントが付与 → 友達からの信頼関係は?
 ネットアイドルになりたいからyoutubeに動画 → 悪意のある人の餌食に

 フィルタリングを外した時のリスクを一緒に子供と背負える覚悟があるなら協力してあげることが必要

■事例発表:地域の実情に応じた有害環境対策事業(平成23年度携帯ネット対策事業) 三重県教育委員会事務局 奥田さん
三重県の紹介
三重県教育委員会ではH21年〜3年間にわたって携帯ネット問題に対する取り組みを行っている
 問題のあるサイトを業者に検索させた結果は 1/4 程度に減少
 ネットいじめ件数 1/3 程度に減少
 # 数値メモれなかった 印刷済資料あとで見る

取り組み内容
 児童生徒に係る携帯ネットの検索・監視・調査を実施トラブル対応を行う現状把握、モラルリスク教育
 保護者への啓発講座、ネット依存児童の調査

 実行委員会組織図の紹介 H23年度は、大学生や携帯電話事業者PTA、既存の生徒指導G等が取組

 ネットパトロール調査・相談
 ↓情報
 三重県教育委員会、多くの関係者で連携しながら実態把握
 ↓
 対応

 H22〜手元資料にあるハンドブック:学校現場における携帯ネット問題への対応についてというハンドブックを全教職員へ配布
 H23〜ハンドブックを配布しているので基本的に学校や現場でネット問題へ対応

 携帯依存に係る指導用資料の作成・配布→手元資料参考

 携帯所持率
  小・中学校では女子が先に携帯を持ち始める
  小中高と大きくなるに従い所持率が増える
 携帯でしていること
  中高生は電話よりメール
   中学生は1日50回以上送信など
  携帯サイトの利用
   ブログ、コミュニティは高校生になるとかなり使用する
 長時間携帯使用への問題意識は長時間使用の子供ほど無い、しかし心配事は多く・・・
 ・勉強に集中できない、ほかのことに使う時間がない

 問題のある書き込み→個人情報の書き込み

 三重県で 子供たちのインターネット利用について考える研究会
 → メディア公開で県民の意識を高める

 大学生と連携したスマホを利用した調査研究
 ・子供と年齢の近い大学生
 ・スマホを利用したネットパトロール
 ・スマホの危機意識
  アプリ(無音カメラ、彼ログ)
  読売新聞 H23.9.31 三重大学に依頼をした記事

 ネット啓発リーダー養成講座
 ・県内在住の保護者等を啓発リーダーとして養成
  H22 10名 H23年 7名・・・現在17名
  啓発リーダーによる啓発 今年は45か所、3000人の参加者
 大阪府は?あとで調べる

 フィルタリングの設定率:警察庁の広報資料参考
 保護者と子供のギャップがすごい

 フィルタリング企画段階から携帯ベンダーと協力を行いフィルタリング推奨チラシを作成・配布
 H23.9〜

 スマホWiFi経由の問題性を説明

 携帯電話販売店で子供に合ったフィルタリングを設定してもらう活動
 → 購入時には家庭でのルールを決めてから
 共同記者会見:2/9 伊勢新聞 携帯フィルタリング設定をというリーフレット
  三重県内保護者22万人に学校から配布・説明
  三重県内電話販売店舗でも再び配布・説明

 三重県内に多いポルトガル語タガログ語スペイン語対応のリーフレットも作成

 県政だよりに特集

 今、スマホ持ってなくても高校生の70%近くは次に持つのはスマホと思っている

■「高校生熟議 in 大阪」〜高校生が考えるネットや携帯 EMA 吉岡さん
 大阪私学教育情報化研究会 ICTプロジェクト
 H15年から実施
 携帯・ネット啓発の課題
 ・高校生の本音が知りたい
  法律もフィルタリングも大人が用意したもの、当事者はどう思っている?
 ・保護される存在から自立した大人への移行準備
 ・SNS等コミュニケーション実態
 ・高校生にとってのインターネット存在意義
  情報メディアの変化(活字、放送、双方向)
  ネット時代に生まれ育った子供たちのメディアとの距離感
 ・高校生が大事にする人間環境
  コミュ二ケーション

 # おっと、WindowsUpdateしだすというハプニング。画面なしですごいなぁ

 高校生H23.7~9月の3か月3回熟議、ネット上でも実施
 in大阪だけど、関西地区 大阪、奈良、京都、兵庫 公立私立の高校で

 実際に高校生が1回あたり30人×3回熟議
 熟議中は初対面の高校生を組み合わせ

 初回は会話すらままならなくても3回目はメル友に

 事業者の協力を得て実施

 総括:高校生発表内容 熟議カケアイ

 ・ネット熟議で意見をまとめて話せる、リアル熟議で前提があるからまとまった意見が出せた
 ・ネットがあったからリアルで深い議論
 ・ネットで知っている人とリアルで対話し親近感

 得たもの
 ・初対面のコミュニケーションになれた
 ・社会に出た時にリーダーシップを持てる

 ネットの目的
  コミュニケーション、情報収集、情報共有、アミューズメント、学習 等幅広く

 ネットはインフラ
 ・ネットを使う時間が長い 違う ネット依存

 トラブル
 ・絵文字ばかりや略語ばかりで意思疎通できない 高校生もわからない、推測しながら考える
 ・フィッシング、ワンクリ詐欺
 ・ネットのトラブルはネット内でクローズした → Twitter、Fb繋がり

 フィルタリングについて
 ・ネットに関する知識があれば不要
 ・全員が不要? → No
 ・親や先生より知識を持っている、知識はあっても判断力はある?
  知識があるだけではダメ、判断能力を培っていかなければダメ

 ネットとリアルのモラル
 ・リアルのモラルが悪い→ネットのモラルも歩く

 必要な教育
 ・自己判断できる教育を小学生から

 経験や知識に併せたフィルタリングを

 今後の友達関係
 ・バーチャルの友達を増やす、リアルでも交流
  ↓
 ・ネットでも交流
 ・一期一会から継続的な関係に!!
  1回しか会ったことがなくてもネットを利用して継続的な関係を構築して得行きたい

 高校生の段階に自己判断ができる能力を

 熟議を行った高校生達にできること
 ・トラブルに巻き込まれた友達にアドバイス
 ・自分でネットについて調べ考える
 ・自分の知識を周りに伝える 友達だけでなく周りの大人にも

 最終質疑は手元資料参考

 次のステップへ
 ・発達段階に合わせた啓発方法
 ・保護者への啓発
 ・参加校・参加者の確保
 ・関係者の協力
 ・キャリア教育的側面
 ・成果の発表と報告その反映 → 100ページぐらいの報告書がネット上にあるので参考に
 ・全国的な展開へ

■パネルディスカッション
 パネリスト:
  尾花さん 
  藤川さん 
  堤さん 
  竹内さん 
 コーディネータ:
  曽我さん

竹内:寝屋川市の挑戦 子供たちを信じて
 生徒間暴力↓と器物破損↑が反比例してた
 当時 高7中5小3 中3女子 9割が保有
 H19〜 寝屋川携帯三カ条 寝屋川フィルタリング率は向上
 子供自身で考え発信 ピアサポート 寝屋川市中学生サミット
 「私たちはネットについてちゃんと考えている」 H21
 ネットいじめ撲滅 劇を演じてみんなで考える パンフレット配布、DVD配布
 中学生がネットについて話し合ってるところを小学生が見ている
 携帯が悪いことではない、使い方の問題
 終わらないメール → 睡眠時間、学習時間が減る
 メール終わらせ言葉を寝屋川から 「返信不要」
 → 寝屋川市内の中学校で朝礼周知 定着しなかった
   しかし、自分だけが終わらないメールに悩んでいるわけではないと知ったことが大事 by. 子供
 携帯お助けビデオ
  教師絵コンテ→生徒ダメだし→教師作り直し→話し合い→作成
  各中学校で朝礼等で見ている H23年のネットトラブルは寝屋川市内で0に

 子どもの力を発揮できるように大人が協力しよう
堤:茨城で携帯問題に取り組んでいる市民団体の成り立ち
 H17 茨城県PTA連絡協議会による子供のための有害環境対策取り組み開始
 ビニ本アダルトグッズ、コンビニの図書館化

 携帯は子供の安全安心アイテムとして大人が持たせている

 茨P連女性ネットワーク委員会の機動力ある活動
 ・IT虎の巻 作成
 ・啓発活動
 ・寸劇、広報誌、自作アニメ
 →自分と同じ保護者の視点で活動を行っていく

 H18 ビニ本でなくネット動画でアダルト動画

 メディア教育指導員連絡会組織図の紹介

 伝えるのは「リスクインフォメーション」
 見えなくなっている陰になっている部分をリスクとして話して歩く
 便利なことだけではないということを伝える
 気づいたものの責任を果たす

 井戸端会議から1000のスピーカーへ
 国・行政・企業・学校への親の責任転嫁
 学校には学校文化、子供には子供の文化
 子供は情報機器の中で育ってきた
 マニュアル通りでは受け入れられない
 協働が大事

 ネット時代の子育て・教育 今こそPTA
 メディア教育指導員を突き動かす使命感は、ひたすら子供の幸せを願う親の思い

藤川さん:青少年のネットトラブルの現状と課題について
 ネット安全安心全国促進協議会

 ネットトラブルの事例対応 配布資料参考
 詐欺じゃないけど、最近はゲームサイトの課金等
 Greeの5000円課金止めの話
 # これって、前に書いたBitCashWebMoneyだと追加課金できるんよね
 ネットいじめの件数
 いじめじゃなく、最近は「いじり」
 特別支援学校での問題とか
 H23 出会い系サイト等に起因する事犯の検挙状況について 警察庁 の話
 出会い系ではないコミュニティサイトでの犯罪についての話
 1vs1のメッセージ ミニメール を監視していいのか? 青少年保護の目的で利用者の同意を得たうえでの実施は問題ない
 加害者の4割は年齢詐称 → 子供同士ならやり取りできる
 H23 コミュニティサイト別の被害児童数の推移 警察庁の資料の話
 → 各ベンダーも頑張っている
 スマホの課題と現状
 ・携帯会社が頑張れば何とかなる問題じゃない
 ・WiFiでフィルタリングかからない問題 WiFiでも使えるフィルタリングソフトの販売やWiFi無効かツール
 ・個体識別番号がスマホでは機能しないので悪意の排除が難しい
 ・年齢情報提供は機能しきれていない
 ・著作権侵害の侵害は? 着うた、着メロ
  →スマホで違法音楽を聴く人の増加等
  4-5月に報告書出す予定

曽我さん
 パネルディスカッションの前提は ネット社会を生き抜く子供にどう対応するか?
 H16 小中学校での携帯電話原則持ち込み禁止、高校での使用禁止(所持禁止は歌っていない)→各都道府県でバラバラの対応
    PTAでの対応も原則が異なるので対応が違う
    全国的な状況は今どうなの?
尾花さん
 地域、自治体、県市町村によって考えが違ってバラバラ
 やむ負えない場合には、学校でちゃんと話し合ってねって通達を出しているのに禁止をかたくなに歌っている
 → 内緒で持たせる、内緒なのでトラブルが言えない、もっと大きなトラブルに
 取り組みがマイナス面に働いていることも
 石川県が県の条例で、子供たちに携帯電話を持たせない努力義務 ← 極端な例
 石川県の市町村で子供に持たせない運動が成功したので、全市町村に展開しようとした
  成功例の陰で保護者が登下校時見守るなどの保護者努力があったが・・・
  学校で高校生に持たせる前に教育を実施
  小さい市町村だったから成功
  成功例をうまく取り上げて条例化してしまい、取り組みを阻害する結果に
曽我さん
 今日話した内容を、全国同様の実施をしてもいけない
 自分の地域がどうだから?とかをちゃんと考えないと、ここで聞いたことを丸っぽ当てはめたらだめ
 H21〜3年間で劇的に変化 当時有害サイトが閲覧出来る状態 法律整備、EMA認定実施等々
 スマホは昨年出たばっか
 インターネット社会にでた子供にどう対応したらいいの?
藤川さん
 三重県でも率上がってるよね
 内閣府の発表小学生0→三重県では5%と把握
 スマホに起因する被害はほぼ0
 従来の携帯電話で行った取り組みがつかえない
 スマホアプリが原因で子供が危ない目には合っていない → 今のところ
 子供の能力を向上させながら、取り組みを行っていくべき
 インターネットリテラシ指標 を総務省で取組出している
 → 国際的に提案していく予定
 能力の向上と環境整備
曽我さん
 3年前に比べて能力・モラル向上してるから今は大丈夫ってこと?
 子供に近いところでスマホってどう?
竹内さん
 藤川さんが言うように大きなトラブルはない<今のところ
 直感として 子供たちがいろいろ取り組みが進んだためにまだスマホでいろいろなことができるということに気付いていない
 高校生に シャッター音消すこと知ってるかをわかりにくく聞いた → 知らない
曽我さん
 今、藤川さんが頑張ればいい?
藤川さん
 今までは携帯会社が頑張ればいい、これからは海外基準<OS
 日本国内だけの議論で今までの基準を当てはめることができない
 国際的な議論で何が一番いいのかを考える
 OECDに議論を持ち出していこうとしている
曽我さん
 安全対策をしっかりしないと、青少年インターネット整備法が薄くなる
 インターネットは ローリスクハイリターン になってほしい
 ハイリスクだとローリターンにしかならない
 取り組んでほしい
 スマホがない時代の取り組みで堤さん的には理解できてるの?
堤さん
 スマホに関しての環境整備や仕組みに関して日々変わっている
 フィルタリングが危ない→いけるようになった
 スマホはこうよって話すのは難しい
 詳しくない保護者には今の子の議論もわからないのではないか?
 子供たちには使わせて学ばせてリスクを減らしていきたい
 学校に行くたびに、学校じゃダメって話すから携帯を持つ=罪悪のような感じ
 携帯を持ってる子手をあげて→あげない
 便利なんだけど、悪いものを持たせているという意識
曽我さん
 実態調査の実績が偽物になっている?
 佐賀で新しい取り組みをする→携帯を持っていることを前提に取り組む
 困ったときに相談する人誰?
  子供 保護者>ネットで知り合った人>先生
尾花さん
 2-3年前 神奈川県私立女子校
  終礼の準備と言って先生を追い払うと子供はちゃんと質問に答えた
  先生がいると子供はネットの相談ができない
 先生に知られる=親に知られる が大人の取り方だったが コドモは先生に相談したら最後みたいな感じになってる
 みんなで規範意識やモラルを学校で教えるべきなのに・・・
 先生たち、学校が阻害要因になっている
曽我さん
 学校現場が変わらなければいけないことを携帯電話がクローズアップされて出てきている
 社会の中の浮き彫りになりやすい事柄 学校対応できるの?
竹内さん
 なぜ先生に相談しない?
 友達>>>>>先生
 先生は携帯知らない、暴走する、加害者呼び出して指導、ネット乱入やめろと書き込み→炎上
 先生は知らないけど、知っている人は知っていると生徒に伝えるべき
 許可がないことを先生はしないということをちゃんと伝える
 子供から学ぶ姿勢を
曽我さん
 大人が責任を持って行うことを高校生が頼るのに、子供は先生のモラルが無いように見てる?
 表現をちゃんとできてる?
 PTAが先生をつぶしている
 先生が子供と向き合うときに信頼感がPTAによりつぶされている
 PTA目線で話せば問題解決するって言ってるけど、そうじゃないと問題にならない?
 学校VS先生 という学校以外に多くない?
 ヒントないですか?
堤さん
 PTAは教師と親の会なのに全国的ではそうじゃない Pの会 → 学校の年次事業に対応するための会になっている
 学校で買い与えたもんじゃないのに学校が教育するのはおかしいと頑張ってる
 教師とPTAがともにある会であるべき
 親だけが集まる会議になっているのがダメ
 三者が一緒にはあなしあうことが大事
曽我さん
 問題があるから問題が起きる
 PとTが手を取り合って、行くことが大事
 壁やハードルがあってできてない
 携帯やスマホ以外にゲーム機や地デジなどもあるけど、そっちのフィルタリングってどうなん?
 ゲーム機から書き込み→逮捕みたいな
 全体に意識ないとダメじゃない?
藤川さん
 iPadや、タブレットPCで接続
 音楽プレーヤーで会話録画→ネットで公開 小学校で問題 好きな子の話がネットに!
 携帯電話以外の端末が普及して法律的にも親の意識でもノーマーク
 携帯電話以外の機器類も情報提供すべきとなっているが・・・携帯電話のように義務付けられていない
 子供たちが携帯ゲーム機でって能力のある子供が・・・
曽我さん
 文科省は未来の担い手に子供を育てるべき
 モラルを通して人間作りを
 EMAの吉岡さんフィルタリングって携帯電話以外に対応できるようにお願いしていいの?
吉岡さん
 フィルタリングに関しては準備してるが抜け穴や落とし穴<ほかの者に目がいかない
 携帯ゲーム機で投稿しにくいって壁はあるけど・・・最近しやすいよね
 ゲームがインターネット前提に推移してきた
 ゲーム会社も今後は環境整備法を意識して作るべき
 青少年 バイデザイン
 インターネットを利用するサービスは今後青少年のことをもう少し考えるべき
 EMAは子供たちが使いやすいフィルタリングになるように努力をしている所
曽我さん
 今は、昔と違って企業に声が届くようになっている
 文科省は教育的見地で努力すべき?
尾花さん
 内閣官房の人材育成会議でeラーニングはセキュリティの教育じゃ無理
 全員に教育するのに一人ずつに教育できない
 実際の環境にあった具体的事例を添えながら行うなら有用
 今の高校生が実際にあったあったといえるような具体性のある身近に感じることを盛り込んだ内容にすべき
 高校受験と大学受験に情報モラルのミニ論文200字以内みたいなのを書かせる
 →学校が対応しないといけないように追い込む ○×じゃない教育
 そういう先生が必要
曽我さん
 そういう先生を作るには教育学部的に持っていくといいの?
藤川さん
 教育学部は国の縛りがきついので緩めてくれれば・・・
 情報モラルを要する教員を養成するというのは国の決まりでない
 大学が個別に頑張っていかないといけない
 キャリア選択でネット不可欠
 キャリア教育ではTwitterID必須とか来年度したい けど、縛りがあって・・・
 挑戦する教育学部でありたい
曽我さん
 年配の年代は自分の目的解決のために道具を使用している
 不要なものを学ばない
 子供は好奇心が強いので、好奇心をいかに導くか
 保護者が大きな求めをされている
 保護者は文科省にどういう取組してもらえばいいの?
堤さん
 文科省に何かといわれても難しい
 ネットで起こるトラブルの元はモラル
 機器使用の教育は学校で
 モラルは家庭、地域で
 保護者がモラルを教えるのはふつう、地域がもう少しからむべき
 使わないと分かんないとか
 社会は異年齢で構成されている
 子供たちに合った道徳教育やスキルをそろえていくのが必要
 子供たちに何かしようという人が拒絶反応を起こしたらだめ
 スマホも売るのが先で整備まだ
 文科省はもっとスピードアップを!!!!!!!
曽我さん
 昔ほど子供を保護者がコントロールできていない
 フィルタリングを一度外した子供は再度フィルタリングするのは難しい
 企業は応援団に
 インターネットを使わせないとは言っていない
 いい使い方を
 禁止せざるを得なかった状況を踏まえ解除できる環境を
 ローリスクハイリターンで
 インターネット社会をどうすれば生き抜けるの?
竹内さん
 ネットの問題、携帯スマホの問題じゃない
 たまたま携帯スマホに集約されているからその話になってしまっている
 子供たちの心の問題じゃないか?
 立場立場で課題はたくさんある
 不登校、学校崩壊、麻薬問題・・・
 今は、麻薬問題は子供をいかに遠ざけるか?というのではなく、目の前にあってもいやという子供を育てる
 目の前に危険なスマホがあっても、自分で遠ざける子供を育てる
 企業が問題とかいうと親や教員は楽だよね、そうじゃないよね
曽我さん
 ネットを通して、リスクから自分を守る子育てを学んでいく
 すべてのモノに向き合ってリスク回避を行える教育改革を
尾花さんまとめ
 我が家はリビングのど真ん中でスピーカーで会話する家
 保護者は携帯は見えないので不安
 最近はLINEで友達とのコミュニケーションを取れないので困るんじゃない?というぐらいスマホ必須
 みんなチャットでコミュニケーション
 じっくり育てると、子供もチャット画面を見せてくれる
 子供に向き合ってがんじがらめで強制するのではなく共生に切り替えてともに成長することが大事
 親の失敗も見せる
 子供の携帯を見せてもらうなら、親の携帯も子供に見せるべき
 一つ一つコツコツと積み上げていけば将来犯罪を起こす子供が減るんじゃないか?
 加害者が減れば被害者もへる
 今以上に悪い人間を作らない努力
曽我さん
 良い受け止め方をされていれば信頼される
 信頼関係が構築されなければルールが厳しくなる
 お互いが信頼できる子供作りを

 学校家庭地域、職場に持ち帰ってアクションを!!!

■閉会の言葉:文科省 勝山さん
パネリストが自由に語れる柔らかい場所です
本当は、ここにいない人にこそ話を聞いてもらいたかった
帰ったら、この話をいろいろな人へ!
スマホのが携帯よりパケット代が安い
タブレットの普及でパソコンを持ち歩く時代へ
来年は全く違ったものになっているんじゃないか?
日進月歩についていけるように
バーチャルよりリアルの取り組みを文科省でも取り組んでいるところ

ちょっと待ってケイタイというリーフレット 増刷しました 予算削減でなくなったんだけど(ry
文部科学時報 3/10でおしまい
携帯やネットの話を特集している
買うお金がない人は文科省のHPでDLできるよ!

今日をきっかけに、双方向でネット問題について理解を深めていきたい
文科省の講堂で今日聞いたことを行動に移してください

# あんま感想書きながら聞けなかったので感想やらリンクやらはあとでかく