テレビのアプリ、レコーダーのアプリ そして 「子供」×「アプリ」+「α」について。

★この記事は「子供」×「アプリ」+「α」 Advent Calendar 2015 - Adventar 25日目の記事です。
24日目は、中野秀男先生による「子供」x「アプリ」x「広告」: 闘う楽隠居の日々でした。

テレビのアプリ、レコーダーのアプリ

「子供」×「アプリ」+「α」の最終日としてのお題はこちら。
テレビのアプリ、レコーダーのアプリと書いてピンとくる人はピンとくるのですが、子供たちがネット対応テレビやビデオでインターネットを楽しんでいることをご存知ですか?


以前、ある学校で「ホームページ」や「Youtubeなどのネット動画」を閲覧するのに利用している機器はなんですか?と聞いたことがあります。
複数回答だったため、一度でも利用したことがあるものも含めると様々な機器が利用されているんだなと気づく結果だったのですが、半数ほどが「テレビ」と回答していた例がありました。


テレビのブラウザってしょぼいし動画見るとかしれてるんじゃない?と私もその時は思ってました*1


たとえば、液晶テレビ BRAVIA ブラビア(ソニー)
Youtubeニコニコ動画などの動画サービスを容易に閲覧できたり、Skypeでの通話や、FacebookTwitterなどのSNS利用も。
テレビリモコンで簡単に利用できるんですよ。


今年の夏、我が家で購入した、ブルーレイディーガ BRW500 (Panasonic)
YoutubeTwitterFacebookなどの専用アプリが搭載されているんです。
こちらも、テレビリモコンで簡単に利用できます。

ネットボタンを押したアプリが並ぶ画面 アプリを追加選択するための画面


大人からすれば、本当に便利ですよね。
でも、子供に簡単に利用されちゃったら、年齢相応でないページを見らる環境があったら...。


子供とネットを考える会では、必ず「その機器で何ができるのか」を保護者が把握しておきましょうとお伝えしています。
ですので、購入前にマニュアルをチェックすると「暗証番号」が設定できるとの記載が!

リモコンの「ネット」ボタン 4桁の暗証番号を入力し「ネット」を閲覧する

というわけで、我が家のレコーダーには暗証番号はばっちり設定済です :-)


パソコンや、スマホ、ゲーム機だけでなく、身近な機器のアプリもまた考えたいところですね。

24日間のコラムを読み終えて

さて、24日間、様々なコラムを拝読しました。
保護者として、啓発活動を行う話者として、学校の先生として、セキュリティエンジニアとして。


Advent Calender 2015 - 子供とネットを考える会に、紹介した文章へのリンクを纏めさせていただいています。


子供たちを取り巻く環境は、日々変化しています。
ネットに関わることでも、一年前と今ではまた違うでしょう。
コラムを書く立場が違えば、「アプリ」に対して抱く気持ちも違います。


このアドベントカレンダーという試みを通して、普段生活していくうえで気づかない事柄を知ることができます。
これが、私たちにとって何よりのクリスマスプレゼントなのかもしれないと感じています。


1年過ぎて、また改めて見直した2014年のコラムたち。
Advent Calender 2014 - 子供とネットを考える会


1年後、どんな気持ちで2015年のコラムを見直すのでしょうか。
来年もまた、ぜひ、ご参加いただければと思います。

*1:テレビ業界の方ごめんなさい