平成のネット関連の事件とかの話
この記事は、子供とネット×平成の振り返り17日目の記事です。
16日目は、↓でした。
子供とネットを考える会を立ち上げたきっかけは、いろいろなところで話もしているしこのブログでも何度と無く書いていますが、改めて書くとこんな感じ。
自分の子供たちが育っていく中で、インターネットという世界は切り離すことが出来ないんだから、より良い世界になるような一端を手の届く範囲から伝えていけたらいいな。
という望みというか願望というか希望といいますか。
小木曽さんの言う、「今までもこれからもずっと地続き」がまさにその通りで、切り離せない日常なんだから、普通のかーちゃんだって何かしら出来ることがあるんじゃないかな。
私は、子供とネットを考える会の記事とか、講演とかで結論をほぼ話したことが無いと思っていますし、たぶん、これからも結論をスパッと伝えることは無いと思います。
だって、考えること大事ですからね。
人の考えと同じじゃん!まさにそうそう、それそれ!ってなったとしても、そこが腑に落ちると感じるにはたぶん何かしらの考えをした結果だと思うんだけど、それでも、結論として「○○をしておけば万全です!」は思考停止招きそうな気がして。
さて、長い枕は置いておいて。
平成を振り返るにあたり、12/15に伊藤太一さんが書いてくださった『少年の更生・社会内資源とIT』は必読だと思うのです。
もちろん、他のみなさんの記事も考えるきっかけに凄くなるんですけど。
id:ohesotori が纏めてくれたスライドがまさに書きたかったことで、ダイヤルQ2って平成元年だったのかーとかいろいろ振り返れますよ。
時代が変わるということを前向きに捉えればエポックメイキングなんて言葉で表すことが出来るのかもしれないけれど、ネットを取巻く法律や様々な考え方が広まるきっかけは、とても残念で悲しいことが多いと件のスライドから感じる人もおられるのではないでしょうか。
インターネットを利用して起こった事件。
インターネットを介して広まったあれこれ。
インターネットの中に埋もれていた事件の発端。
と、これだけを取り上げればとても後ろ向きで、インターネットはよろしくないものなのではないかと言われかねないですね。
悲しいことに、人は失敗をする生き物で、それをまた取り返したり巻き戻したりするための努力が出来る生き物でもあります。
IHC運用ガイドライン検討協議会メンバーを勤めさせていただいていて、座間の事件の後に、運用ガイドラインの変更を行うための集まりがありました。
厚生労働省の自殺対策白書内の第3節座間市における事件の再発防止策の実施状況(PDF)に本件の話がふれられています。
また、IHCのガイドラインの改定履歴にも記載されておりますので、一読ください。
さて、後手後手の対応と言われてしまうのかもしれませんが、やはり、少しでもよい方向を目指す努力をすることは大事なことです。
事件事故の話を書いたものの、もちろん、インターネットという道具は良い使い方をされることもあります。
というか、ほとんどの人が良い使い方をしてるんだと思います。
少し、話を戻して、中盤で紹介した伊藤太一さんの『少年の更生・社会内資源とIT』に改めてふれると、
社会内資源構築においてもITの利活用を考えないといけない
という言葉にはIT利活用のなかにもちろんインターネットも含まれていて、更正に繋がる何かを考えることも大切なんだと思う。
地元の小学校や中学校で民生委員さん含めて保護者として話を聞く際に、「インターネットなんてものがあるからあかんのや」的な話をされると、もう、悲しくなる。
そればかりじゃないんだよって。
悪いところばかりがクローズアップされてしまう中で、良い使い方もあるんだよ、こんなイイコトもあったんだよ、と。
令和になって、何が出来るのかを改めて考えてみると、もっとイイコトについても周知されるような時代を目指して、手探りでも手の届く範囲から、何かしていけたらいいなと思います。